チョコレート・ファイター CHOCOLATE
画像表示切り替え監督: | ブラッチャーヤー・ピンゲーオ |
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出演: | "ジージャー" ヤーニン・ウィサミタナン、阿部寛 |
時間: | 92分 |
公開: | 2009年 |
キャッチコピー: この蹴りに世界がひれ伏す!!!!!!!! | |
ジャンル: アクション、格闘技 |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2022年04月03日 | 見た回数: 3回
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年12月31日 | 見た回数: 2回
(なんと映画部コメント投稿機能「初めての場合は1回目、前に見た映画なら前回の回数+1が選択されているはずです。」などという機能が……!)
というわけで、2回目視聴。時々見たくなるくらい、すばらしいアクション映画です。
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年04月25日 | 見た回数: 1回
部長が言うような意味とはちょっと違いますが、これは映画じゃあないと思うんです。ストーリーがないことはないのですが、彼女のアクションに圧倒されて、ちょろっと出てくる阿部寛さんも(決して悪くはないんですが)吹き飛んでしまいます。
竹田青嗣が言うところの哲学が追求している三つのテーマは「真・善・美」だそうですが、きっとそのうちの「美」の欲求の中には、圧倒されるような美の経験を、自分が納得したいというモチベーションがあると思うのです。同時にその美の経験は、それが音楽であっても風景であっても、人工物であってもなくても、なぜその体験がそれほどまでに五感に訴えるのか、ということがポイントなのだと思います。つまりそこには、もしかしたら哲学が求めてやまない「説明」の世界でなく、「理屈でなく、ただ格好がいい」ということを納得するしかないときがあるのではないでしょうか。
じゃあ、映画じゃないコレはいったいなんなのか。
あえて暴言を吐きますが、女性というものは肉体的に美しく、その美しいものが、よくある「母は強し」みたいなんでなく、ただ身体的に強く、早いところをみられる。そういうモンだとおもいます。その点では「マッハ!!!!!!!」よりおもしかったなーと。
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年02月09日 | 見た回数: 1回
少し前に、残念映画期待の星、ということで満を持しての「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」を見ました。まぁ、期待通りの出来でしたがそれでも見るところも多く、ちょっと厳しめだな。と思わなくもなかったんですね。ちっちゃい女の子がばったばったと大人を倒して行くというのはやはりそれなりに爽快感がありますので。そういう意味での出来は悪くはなかった。ただ、格闘物の新チャンピオンとして出てきたタイ映画「マッハ!!!!!!!」とその息子たちと比べるとやはりリアリティの問題で物足りなかったのを覚えています。なんせ実際に肉体だけでやってくれてますからね。そんなわけで前置き長くなりました。格闘王国、タイからの刺客「チョコレート・ファイター」を見てみました。
実にマンガでありゲームだなぁ。これはけなしてる訳ではなくて褒め言葉。ストーリーとしてはありきたりでマフィアに挑む少女ですよ。基本的には前述のストリートファイターと何ら変わりません。見るべきはその格闘シーン。松田くんが「マッハ!!!!!!!」でその基本動作の流麗さを取り上げてますが、さすがはその系譜を継ぐだけの存在だけあって実に無駄がない。破壊力こそトニー・ジャーら先人には劣るものの、蹴り足の速さ、攻撃と防御の連動性。こりゃ、チュンリーなんてコムスメ(その通りだ)、話になりませんね。
ただでさえ、基本能力が高い上に、戦闘力も戦いを重ねることに上がっていくという、おぉ、なんだかジャンプの世界だ。北斗神拳ばりに相手の技を一度見ただけでコピーしちゃったりもしますしね。そんな世界なのでとてもなじみ深く、また、スピルバーグと並ぶ育ての親だと思っているジャッキー映画に通じるような戦いの場の道具の使い方。その場に歩いすやら机、ポールから包丁までありとあらゆるものが武器となり防具となりなんですねー。嬉しいじゃないですか。
ということで、スカッと爽やか、コカ・コーラ!的にですね、こ難しい事などなーんも考えず楽しめる良作です。
一点だけ残念なのは、主人公の設定が知的障害であること。社会的な弱者(←なんかクレームつきそうだな。これ)という設定を加えることで、その純粋な強さをより際立たせたかったのかもしれませんが・・・いらないんじゃないかなー。
ただ、そんなのは些細なこと。映画としてはとっても楽しく見れました。これはもう文句なく「オススメ」で決まりです。
エンドロールがこれまたジャッキーを思い起こさせるNG集。ただ、あちらが笑える失敗だったのに対して、こちらは実際に病院送りされたり、骨やら何やらが折れてんじゃないという痛いNGテイクでした。それでもやっぱりすごいなぁ。こんなに本気で蹴ったり殴ったりして作り上げた映画なのに、通勤シアターごときで処理しちゃって申し訳ない。また今度ちゃんとテレビで見るとしましょうかね。
末娘にかっこいいアクションを見せるために試聴。