コーラスライン A Chorus Line

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監督:リチャード・アッテンボロー
出演:マイケル・ダグラス、アリソン・リード、オードリー・ランダース、テレンス・マン
時間:113分
公開:1985年
ジャンル:
ミュージカル

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年08月15日 | 見た回数: とてもたくさん

こないだ「マーシャル博士の恐竜ランド」をみてから、ずっとみたいと思っていたのですが、近所のレンタル屋さんにみあたらなかったのです。

ミュージカルが並んでるあたりを、よく探してみるのですが、見つからないのも当然で、なんとすごく古い名作類──「クォ・バディス」とか「駅馬車」とか、そんなのが並んでいるところにひょっこりいました。いくらなんでもそんなに古いところに並べることないじゃないのよ、とでも、まあホクホクと借りてきて視聴。

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むかしは映画のビデオを買おうと思うと平気で10,000円以上したので、何回も見たくても購入するというのは、おいそれとできるものではありませんでした。だからテレビでやっているのを録画したり、ビデオデッキを二台並べて、いわゆるダビングをしたりしたものですが、この映画、僕はなぜだか音楽テープに録音して延々と聞いていました。で、ときどき答え合わせのようにビデオを見るのです。だから、それはそれは何回も見た映画なのです。

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ところで、「映画」というものが面白い、というのはあえていうことはないのですが、ストーリーが面白い、演出が面白いということはさておき、画面に惹き付けられてしまうということがあります。

むかしのリー・リンチェイ、ジャッキー・チェンの映画、最近だと「チョコレート・ファイター」など、ちょっと違うところだと音楽のPVなんかでもいいのですが、お話を全部捨象しても、十分面白いものがあると思うのです。

ミュージカル映画を見るとき、むかしこの「コーラスライン」を何度もみて、感動をさせられてしまったせいで、いわゆるダンスをみるとき、どうしてもこの映画と比べてしまい、いつもがっかりしてしまいます。この映画ほど、踊る姿を見ているだけで、感動のスイッチが入ってしまう映画は僕にとってはずいぶんとまれなのです。

じっさい本作にはほとんどストーリーらしいストーリーなどなく、ただのオーディションなのですが、でも、歌と踊りこそがショーなのだと快哉を捧げたくなる名作です。

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もういっちょ言っておきたいのは、バレエってすごいなあということです。奥さんがめずらしく買いためている『テレプシコーラ』というマンガがあって、僕もこっそり読んでいるのですが、なかなか壮絶な世界で、ちょっと尻込みしてしまうくらいなのです。

でも、本作では、けっこう基礎的なところでバレエがずいぶん大事だということが、ばんばん出てきます。でもってかっこういいんですよ。

むかし暗黒舞踏の舞台を見に行ったとき、「バレエ(西洋舞踊)は天を指向したが、暗黒舞踏は農作業を意識し、大地を指向する」という説明があり、その言葉に迫力を受けて、しばらく暗黒舞踏を気にしてたんですが、よく考えたらバレエなんてぜんぜん見たことがなかったのですね。

やっぱり両方見てみて、あらためて味わい深く、それぞれがわかるということがありますね。

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ちなみに監督は、リチャード・アッテンボロー。「ジュラシック・パーク」のジョン・ハモンド氏ですが、Wikipediaをみてびっくり。あのデイビッド・アッテンボローとは兄弟だったんですね。ふーん。

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