マッドマックス 怒りのデス・ロード Mad Max: Fury Road

画像表示切り替え

Amazon で マッドマックス 怒りのデス・ロード を買う

監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディー、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー
時間:120分
公開:2015年
キャッチコピー:
お前のMADが目を覚ます
ジャンル:
SFアクションロードムービーアカデミー賞

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年09月10日 | 見た回数: 2回

今回は通勤シアターでの視聴だったんで、あの豪快(で、大雑把)な大画面向け映画を見るにはちょっと不安感もあったんですよ。とりあえず画面からの迫力に関しては映画>自宅テレビ>通勤シアターが変わるわけもなく、若干の不安感もあったんですが、イヤイヤ、なんのなんの。

まぁ、なれもあるかもしれませんが、自宅で見たときよりもイヤホンのほうが大音量(多分音漏れとかはしてないと思うくらいやけど、耳にはあかんね。ほんまは。)で鳴らしまくってた分、エンジン音やら爆発音やらその他わけのわからん音など、燃える要素満載!!

落ちもネタもわかってるし、その繰り返しでしかないんですけど、いやー、やっぱり面白かった。特に帰り道ね。つい見終わったあと帰り道だけもう一回見直しちゃいましたよ。

マックスの出番が少ないとか、結局費を吹くギターを掻き鳴らす彼はどうなったんだっけ?とか色々謎や不満や理解不能な点もあるのは承知の上でおすすめー!!

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2019年02月03日 | 見た回数: 1回

おぉ、冒頭からいきなりのヒャッハーな世界。これですよ。求めてたのは。「マッドマックス2」の残り20分を延長して一本の映画にした感じの勢いだけで突っ走る2時間。
迫りくる悪党ども。心を開かないめちゃアウトローなマックス。など前述の雰囲気そのままに、意味不明の火を噴くギタリストに白くうごめく家来たち。効果絶大なのが不思議な長槍攻撃方法などなどの小技も効いてる。

しばっちは乗り切れなかったようですが期待してたとおりの出来。そりゃまぁ、なんかだらけてるしおんなじこと繰り返してるし話の内容はあってないようなものだし・・・というのもわかるんですよ。ただ、こちとら前述の通りなので文句なし。これこれ。としか言いようがない。

そりゃ、僕だって前半の逃走劇のほうは癖のある絵だったり色々と入り込みづらい点もなくはなかったんですが、いざ、帰りの物語になるとそりゃもう、テンションダダ上がり(←下がる時に使う言葉かな?)。

若干間延びしてたりもするけれどオススメにせざるを得ないのだ。これは。

あー、面白かった。また近いうちに見直そう。そうしよう。

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2016年03月13日 | 見た回数: 1回

このコメントを書く前に、Amazonの評価を見てみたんです。

というのは、僕、本作品、ぜんぜん面白くなかったんです。が、ちょっとだけ引っかかるところがあり。

それは、deleted sceneだったんですが、英語が格好良かったんです。かなり。子供と見るために吹き替え版を見たのですが、まあ、それがしょぼかったんですね。これもかなり。でも、deleted sceneには、とうぜん吹き替えがなく、英語を喋ってはる。

今回の評価が低めなのは、声が悪かった、というのがあるのかもしれません。

* * *

ということは念頭に置きつつ、でも、振り返ってみても、もともと僕向けの話はではないのかもしれません。

いわゆる『北斗の拳』的な世界なんですが、ずっと田舎なのが、僕には辛い。見てて飽きてくるんですね。そもそも『北斗の拳』が、あんまり好きじゃないし。

ノンストップなカーアクションはすごいとは思うものの、若干眠い。「キングスマン」のような新機軸もなく、あるいは「イップ・マン 葉問」「チョコレート・ファイター」系の変態系でもない。ブラーンブラーンとやってる竿部隊がちょっと面白かったのと、走りながら修理するところは、それなりに良いような気もするけど、アクションに関しては、それくらい。

マックスは傷心状態で、フュリオサが主役みたいなんだけど、それが悪いってわけじゃなくって、あんまりカタルシスもない。正直、シャーリーズ・セロンとニュークス(役名)は、かなりよかった。

もう随分年をとったから、メル・ギブソンにやれって言っても無理だとは思うけど、メル・ギブソンでないために、僕には、なんだか連続性も損なわれていて、いまいち感情移入もできない。だって、あんまり好きになれない人物なんですよ。活躍もしないし。人物の状態として、無理からぬこととは思うのですがね。

ハンドルを取り合ったり、太鼓をドンドン叩いている車は格好いいのだけど、科学技術が衰退して、水が不足している世界で、それだけの鉄を鍛造*1するという矛盾も、SFらしくなくって、見ていて少々お尻が落ち着かない。

若干の緑が残っていても、ある程度砂漠化が進んでいると、原則巻き返しはできない(かつ、地下水をくみ上げているとのことなので、どちらかというと加速傾向)のも、見ていて切ない。

* * *

Amazonには、本作への愛に溢れたコメントがたくさん読めます。ので、僕とは、たぶんただの相性問題だったのかな、と思います。


  • *1 鉄の鍛造と水は不可分ですよね

リンク