七人のマッハ!!!!!!! เกิดมาลุย / Born to Fight

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監督:パンナー・リットグライ
出演:ダン・チューポン、ゲーサリン・テータワッタクン、ピヤポン・ピウオン、アモーンテープ・ウェウセーン、ラッタナポーン・ケムトーン
時間:95分
公開:2004年
ジャンル:
アクション

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年10月03日 | 見た回数: 1回

マッハ!!!!!!!」という映画があるそうなのですが、残念ながらそちらではなく、それが流行ったので、こんな題名つけちゃった。という映画。

ちょい前に「アルティメット」とか見ちゃったもんで、普通の人間がどれくらい動けるかということを見失ってる気がします。そんな状態で今作に突入したので、だんだん人間って素手で銃を持った軍隊に対抗できる生き物だ。とか思い込んじゃうところでした。

さすがにパルクール的な変態運動能力はないけれど、東南アジア(香港?)にありがちな、体を張ったというか、自分の体を大事にしないとまでは言わないけど、限界以上までガチでやったるぜ。という思いがふんだんに溢れていて、おぉ、一つミスったら絶対死んでる。というシーンがふんだんに散りばめられている。

チョコレート・ファイター」のときも思ったんですが、面白い絵が取れれば、役者の命なんてどうでもいいような・・・まるで「男塾」みたいだな。

CGシーンはかなり古く感じるし、話の辻褄もあまりあっていないんで、そーいうと子機にする人にはだめかもしれませんが、前述の通りタイのスポーツエリートがテロリストたちに得意の体術で殴るケルブつけるの大賑わい。「新体操」も「セパタクロー」も立派な武術。片足のセパタクロー選手が華麗にボールを蹴り、敵を撃破するとこなんて、主役のメインシーンでもなんでもないのにかっちょいいことこのうえない。
ということで、映画の出来という点ではやっぱちょっと落ちるんですが、人間(タイ人)のポテンシャルって凄いって純粋に思えることを考えると、そーいうとこを楽しむ映画ではないのだなと思ったのでした。

追記:小学生くらいの女の子が華麗にテロリストの延髄ゲリくらわすとことかを見せられると、フランス人に引き続き(参考:「アルティメット」)タイ人も敵に回したらまずいというのが勉強できました。