▼メインメニュー
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2009年10月09日 | 見た回数: たくさん
タランティーノの作品を嫌いな人の気持ちってわかるつもりです。
タランティーノは、だいたいにして作品の作りがだらだらしています。台詞まわしに独特の臭みがあり、どんな役者でもタランティーノが演出すると「おんなじ」役者になってしまうところがあります。
そういう「臭み」だけいうと、コーエン兄弟にも似たところがありますが、あっちはもうちょっと上品なんですよね。タランティーノと違って、「作風」といっていいくらいじゃないかしら。
だから、たまたまこの「映画部」の最高評価が「おすすめ!」とありますが、好き嫌いの激しいこの監督作品について、そのままの意味でおすすめするのは難しい場合は多いでしょう。
言い訳さておき、やっぱり面白いですね。 じつは個人的には何度みてもアニメのパートはそんなに楽しくなくって、繰り返しみるときは飛ばしちゃってもいいくらいなんですが(*)、その他のパートはキューブリック映画のごとく、どのシーンを切り取っても鑑賞に堪えます。
*いや、ああいうのが好きっていう人がいるのもわかるし、ある意味タランティーノらしいんですが、なんだかヘンにジャパニメーションな感じが興ざめなんです。
音楽もかっこいいし、タランティーノが満喫できる、いい作品です。映画館に行ったとき、見終わった後、丞二と、なぜだか映画を完成させた人たちのように握手をした覚えがあります。
JavaScriptが無効になっているため、このサイトの一部の機能について使えないものがあります。サイト設計上、JavaScriptが無効になっていても、必要な情報は得られるよう配慮しておりますが、「JavaScriptがオフになっていることで必要な情報が得られない」という場合はサイト管理者までお問い合わせください。
タランティーノの作品を嫌いな人の気持ちってわかるつもりです。
タランティーノは、だいたいにして作品の作りがだらだらしています。台詞まわしに独特の臭みがあり、どんな役者でもタランティーノが演出すると「おんなじ」役者になってしまうところがあります。
そういう「臭み」だけいうと、コーエン兄弟にも似たところがありますが、あっちはもうちょっと上品なんですよね。タランティーノと違って、「作風」といっていいくらいじゃないかしら。
だから、たまたまこの「映画部」の最高評価が「おすすめ!」とありますが、好き嫌いの激しいこの監督作品について、そのままの意味でおすすめするのは難しい場合は多いでしょう。
言い訳さておき、やっぱり面白いですね。
じつは個人的には何度みてもアニメのパートはそんなに楽しくなくって、繰り返しみるときは飛ばしちゃってもいいくらいなんですが(*)、その他のパートはキューブリック映画のごとく、どのシーンを切り取っても鑑賞に堪えます。
*いや、ああいうのが好きっていう人がいるのもわかるし、ある意味タランティーノらしいんですが、なんだかヘンにジャパニメーションな感じが興ざめなんです。
音楽もかっこいいし、タランティーノが満喫できる、いい作品です。映画館に行ったとき、見終わった後、丞二と、なぜだか映画を完成させた人たちのように握手をした覚えがあります。