修羅雪姫

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監督:佐藤信介
出演:釈由美子、伊藤英明、佐野史郎、真木よう子、長曾我部蓉子
時間:92分
公開:2001年
キャッチコピー:
流れよ、涙。
ジャンル:
リメイクマンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2010年07月02日 | 見た回数: 1回

やれ、「キル・ビル Vol.1」作るときにタラちゃんが参考にしたとかしないとかって話(古い方ね)を聞いてて、ちょっと気になる名前だった今作。

今回見たのは新しい方で、実は最近ご無沙汰なちゃんとした「残念映画」を期待してという若干不純な動機からの視聴だったんですがね。

てっきり歴史物かと思ってましたが、舞台は架空の近未来。何となく舞台は「スワロウテイル」みたい。鎖国しっぱなしの日本にいた暗殺集団がホニャララ。

原作や古い方の映画は知らないんですが、そんな目新しいもんでもないかな?アニメとかに良くありそうな設定。ただ、基本的にはストーリーなんてあってないようなものなのかな?という印象です。主役のアクションシーンを見せるための映画で、そのつなぎにちょっとした話を盛り込んだぜ。というくらいのもんです。
こうなってくるとこれまた「残念」評がムツカしい。「女の子が派手なアクションするし、それがメインでっせ。そんなに突っ込まないでね。」と前置きされたようなもんですし。

そうなると、じゃ、所詮アイドルのアクションシーンなんてねぇ。と、そちらを攻めたいところですが、主役はというと日本の代表するアクション女優(この映画部だけ?)な彼女です。意外にこれががんばっちゃってくれるんですね。楽しめちゃうんだな。これが。
若い女の子がばっさばっさ敵を切り倒して行くという点ではちょっと前に見た「ラスト・ブラッド」と似てると言えば似てるんですが、こっちの方がワイヤーアクション感が少なくて、まじめに切ったはったをしてる点は好感持てました。

残念なのは、ストーリーがふにゃふにゃなのは置いておいたとしても、それにしてもちょっと終わりが尻切れとんぼすぎるてひどい点。
「で、あいつはどうするのさ?エンドロールの後とかにばっさり斬ってめでたしにするの?」とか思ってたんですが、そのまま終わってしまうんですよ。悪いやつほっといていいんかいな?続編作る気まんまんなのかもしれませんが、あー、すっきりしない終わり方だなぁ。

ということで、うーん。普通のアクション映画としては普通に楽しめちゃった一本ではあるんですが、終わり方とかいろいろと後味がよろしくないのが響いて「イマイチ」ってとこですかねー。

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