デス・プルーフ in グラインドハウス Death Proof

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監督:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル、ヴァネッサ・フェルリト、シドニー・ターミア・ポワチエ、ローズ・マッゴーワン、ゾーイ・ベル、トレイシー・トムズ、ロザリオ・ドーソン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
時間:113分
公開:2007年
ジャンル:
アクション

コメント一覧

でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年09月12日 | 見た回数: 2回

「セックス・アンド・ザ・シティ」「ブリジット・ジョーンズの日記」なんかクソくらえ! 戦闘系女子のためのガールズ・ロード・ムービー!!

わたしならこんなコピーを提案したい。

特に面白いポイントがあるわけではないので、コメントをするのは難しい。とにかく脳みそカラッポで自信たっぷりな女の子たちがずいずい行く映画が好きなのよ。「コヨーテ・アグリー」でも同じこと書いてて恥ずかしいんだけど。
彼女たちだからできることが、その他のつまらない女の子たちの気持ちをぐっと引き上げてくれる。つまらない女の子(つまりでべ)だって強くて格好よくてセクシーなものを見て気持ちよくなりたいのよー。だけどこれが「トゥームレイダー」だとちと違う。実は「キューティ・ブロンド」なんかも感じるところは一緒なのかもしれない。あれも無条件で好き。
とにかくブリジット・ジョーンズやアリー・マクビールみたいにうじうじうじうじしてるのは嫌。腹が立つ。「セックス・アンド・ザ・シティ」みたいに男に媚びるオバサンのセレブ・ファッションなんてクソくらえ。メロメロのキスシーンはとにかく排除。

この映画の女子たちは勝手気ままにだらだらと、それでもみだりに流されず、自分の道をまい進するのみ。ホットパンツにぺたんこビーチサンダル、前髪パッツンのバービーカットにウエスタンブーツ、そんでなぜかチアガール。でもみんなカワイイし、まっすぐなオーラで光り輝いてるのだ、そしてあっけらかんときゃぴきゃぴ(死語?)とオッサンをボッコボコにのして笑って、あーすっきり。そのボッコボコすら彼女たちにとっては道すがらのいちイベント、なにか特別なことが起こったわけじゃない、ひとつの遊びに過ぎないのだ。

キラキラした女の子にもウジウジした女の子にも、相容れなくてイライラしていた隠れ戦闘系ガールズに!!

・・・おすすめしませんよ、よっぽどのことがない限り。退屈でつまらなくてとにかく長い。わたしだってこの2回目を見るのにどれだけ気合いが必要だったか。だって面白くないことを知ってるんだもん。

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