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柴田宣史 | 簡易評価: 判断保留 | 見た日: 2021年02月11日 | 見た回数: 1回
うーん。むつかしい映画でした。
なんだか、役者にフォーカスを合わせてないと、どこに気持ちを持っていっていいのかわかんない映画。タランティーノが、だらだらした映画を撮るのは、重々承知の上なんだけど、なんか、なんだろう、シャロン・テート(マーゴット・ロビー)やヒッピーの女性たちが出てくるたびに、なんだか気分が悪くなるというか、ひらたくいって不快になるんです。この不快感の正体がよくわからない。
作中ではきらきら輝いているシャロン・テート。無邪気で、美しい彼女は、史実として、のちに悲しく死ぬことがわかっています。
ヒッピーたちも、これはのちにシャロン・テートを殺害する犯人たちを暗示しているのかしていないのか。
* * *
対して男性陣はよかったんですよ。
ディカプリオもブラッド・ピットも、画面に出てくるたびに、なんというか安心感がある。
で、画面はおっさんと女性陣を交互に脈絡なく映すのですが、しだいにオペラント条件付けのように、女子が出てくると、「はやく男性パートにうつらないかな」というきぶんになってくる。
しまいにはダラダラしているのが、ワーストスパイスとしてきいてきて、「そろそろ終わらんかな」という気分に。
というわけで、判断保留としているのは、アル・パチーノ含めて、男性役者陣がよかったので、残念と言いたくないというだけの判断保留で、実質は、ぼくにとっていまいちな映画だったということか。
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うーん。むつかしい映画でした。
なんだか、役者にフォーカスを合わせてないと、どこに気持ちを持っていっていいのかわかんない映画。タランティーノが、だらだらした映画を撮るのは、重々承知の上なんだけど、なんか、なんだろう、シャロン・テート(マーゴット・ロビー)やヒッピーの女性たちが出てくるたびに、なんだか気分が悪くなるというか、ひらたくいって不快になるんです。この不快感の正体がよくわからない。
作中ではきらきら輝いているシャロン・テート。無邪気で、美しい彼女は、史実として、のちに悲しく死ぬことがわかっています。
ヒッピーたちも、これはのちにシャロン・テートを殺害する犯人たちを暗示しているのかしていないのか。
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対して男性陣はよかったんですよ。
ディカプリオもブラッド・ピットも、画面に出てくるたびに、なんというか安心感がある。
で、画面はおっさんと女性陣を交互に脈絡なく映すのですが、しだいにオペラント条件付けのように、女子が出てくると、「はやく男性パートにうつらないかな」というきぶんになってくる。
しまいにはダラダラしているのが、ワーストスパイスとしてきいてきて、「そろそろ終わらんかな」という気分に。
というわけで、判断保留としているのは、アル・パチーノ含めて、男性役者陣がよかったので、残念と言いたくないというだけの判断保留で、実質は、ぼくにとっていまいちな映画だったということか。