セブン se7en

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監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロウ
時間:127分
公開:1996年
ジャンル:
サスペンス犯罪サイコ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年01月25日 | 見た回数: 3回

ブラピがかっちょいいのと、モーガン・フリーマンがかっちょいいのと、あと、ケビン・スペイシーがかっちょいい映画。

最初見た時は、おぉ、かっちょえー。バッドエンドもしびれるぅ。あこがれるぅ。とかおバカに思ってたもんですが、いい大人になってみてみたら・・・おぉ、かっちょー。ではないですか。

あと、なんとなくハッピーエンドを求めちゃうところがあって、結末知ってる2度目ってことだしそこまでドーンとカッチョ良さばっかりを追っていた頃ほど心に響くことはなかろう。と、タカをくくってたんですけど、何の何の、やっぱしズーン(ドーンとカズーンとかバーンとか擬音ばっかやな)と重たいものをほおりこんでくれるもんだなぁ。

ということで、オチ的にちょっとネガティブな部分があるんで万人に「オススメ」とまではいかないんですけど、それでも「なんかいい映画ない?カッチョ良くて暗いのん。」って言われたらこの映画も候補には上がるんだろうなぁ。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年01月07日 | 見た回数: たくさん

奥さんと「親が子供に見せておくべき、『一般教養的な映画』ってなんだろう」という話をしました。

事前には、「親が子供に見せておくべき、漫画」という話題があり、こちらは

  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • タッチ
  • スラムダンク

などが、あがったんです。

でも、映画に関しては、奥さんの持論としては、「知らないと生活に支障をきたすような映画はそんなにないのでは?」で、あれー、そうだっけと考え直すと、たしかに「(映画オタクの)一般教養」って、語義矛盾があるんだなーと再発見しました。

その上で、本作、「セブン」は果たして、見ておいた方が良いのか?

紆余曲折あったのですが、いちおう見た方が良いということになりまして、視聴。

あ、「ディテクティーブ!」は、英語版で再度見直させましたよ。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年03月13日 | 見た回数: 3回

フィンチャーってね、「エイリアン3」の人ですよね。で、「ゲーム」とかも撮ってる。「ファイト・クラブ」はずいぶん好きだけど、正直、「ああ、この映画、フィンチャーらしいなあ」というのが、まだ僕の中にないのです。ちょっと絵の陰影が強い? くらいかしら。でもいい映画が多いので、文句つけるつもりはないんですよ。

今回は、ケビン・スペイシーの「ディテクティーブ!」が見たくて視聴。で、満足。

モーガン・フリーマンはもう何年「定年直前」とか「定年後」の役をやっているのでしょうか。もう老人のプロといってよいと思います。

ブラッド・ピットは、うまいこと功に焦るうっとおしい刑事をやりきってますね。

ちなみに、でべちゃんのコメントの最後の部分ですが、それをわかってみてると、絵が緑色に振られているのはよくわかります。知らずに見たら意識できたかわかんないけど。

よくまとまったきれいな映画だと思うけど、後味悪いんですよね。

陰下洋子 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年06月13日 | 見た回数: 2回

なにはともあれ、最初に観たのが、朝ご飯食べながら、ブラッド・ピットのアイドル映画だと思って観てたから、大間違いしました。

でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2009年06月06日 | 見た回数: たくさん

好きな映画の一本。
初めて観た日から、主体的に観ようと思って観たことはほとんどなく、テレビ放映なんかを「たまたま観る」機会が何度も何度もあり、その度に「好きだ」と再認識させられる不思議な映画。「いつもたまたま」という縁もあってちょっと特別な感情を持っている映画でもある。

今回もテレビ放映をずいぶん久しぶりに観た。丞二に「どう面白かったのかちゃんと観ておきなさい」というようなことを言われて、観終わってから感想を喋るつもりで観ていたのだけど、

・・・正直なにが面白かったのか分からなかった。

いままで同様、やっぱり凄いなと思うんだけど「なにが?」「どこが?」と言われると答えられない。役者陣も良いし、印象的なシーンもあるし、恐ろしい画も観られるけど、どれかひとつとって「ここが」と言葉にしようとすると、自分の内から「ぜんぜん違うよー、そんなんで言い表せないよー」という言葉が聞こえてくる。
現に印象に残っているシーンはほとんどストーリーと関係ないちょっとした部分が多く、そこが良いというにはあまりにも些細。どしゃぶりの雨の中、両手にコーヒーを持って待っているブラッド・ピットとか、タイプするモーガン・フリーマンの指の感じとか、眠っているトレーシーに後ろから腕を回すブラッド・ピットのキプスをはめた腕の感じとか、マイク用に胸の毛を剃る二人の手元の湯気の感じとか。

些細なところの美しさ(=恐ろしさ)と最後まで観てすべてをつなげたときの面白ろさが素晴らしい映画と言えばいいのかな。あ、答え出たね。

***
追記:

このコメントを書くときに wikipedia を参照したのだけど、以下のコメントには賛同できず。ほんとに?

銀残しという現像の手法を使い、コントラストの強い映像となっている。特に捜査官が用いるゴム手袋、図書館のライト、街頭で配られるクーポン券など、淡いグリーンの配色に執着している。

wikipedia より

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