おー。これが噂の第4の壁かー。ということで、頑なにMCUに絡まない生活をしてる（嘘）僕ですが、こちらはX−MEN。デッドプールがウルヴァリンの南下の作品に出てるのもちらっと見たんですが彼の立ち位置とかよくわからないまま、なんか口を閉ざした（閉ざされた）人だなーくらいの印象しかなかったんです。が、あーこれが「俺ちゃん」ね。

所々にX-MENシリーズやらMCUやら（時にはDCやら）のネタを散りばめてくるんですが、一般的なことをなんとなく知ってれば十分い楽しめる。ただ、豪快にR指定作品なんで手足首は飛ぶし体も吹っ飛ぶし、お下品なネタも何のその。という感じなのでお子様と見るのはちょっとはばかられるという気もしなくもない。このくらいのネタならギリOKじゃないのか。とも思うんだけどね。

似たタイプの映画として前に「スーサイド・スクワッド」とかをとりあげて、あーだこうだ書いたんですが、なるほど、これありきのあの作品だったらたしかに出来が悪い。とか言われるわ（※僕は楽しくは見れましたけどね）。まとまりも良くシンプルに収まっててダレるところも、逆に説明不足なところも感じなかった。決しておふざけだけに走らず、かと言ってヒーロー然たる正義感をかざしたりもせず、あくまで孤高の存在として程よいバランス感で仕上がってる。

うーん。この手の作品好きだなぁ。って改めて思ってしまいました。うん。自作はどうなのかなー。

いろいろ噂を聞いていたわりには、そんなにめちゃくちゃじゃなかったかな。もっとキワどい映画のつもりだった。でもメインストーリーが思いのほか可愛らしいラブストーリーで。ライアン・レイノルズもキュートだったし。ただ挟み込まれるネタの数々は、悪びれない下品さで、下品というより倫理観の欠如？で「TED」並みだったので、ご家族での視聴には向かないかも。