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ターミネーター:ニュー・フェイト Terminator: Dark Fate
画像表示切り替え監督: | ティム・ミラー |
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出演: | アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ガブリエル・ルナ、ナタリア・レイエス |
時間: | 129分 |
公開: | 2019年 |
キャッチコピー: 時代は変わった。運命はどうだ。 | |
ジャンル: SF、アクション |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2021年07月19日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2020年07月12日 | 見た回数: 2回
なるほど、これが「ターミネーター2」の続編か。
いや、よくできてた。「ターミネーター:新起動/ジェニシス」が同人誌感があったのに対して、こっちは見事に本筋感のあるつくりでした。
やっぱりリンダ・ハミルトンを連れてきたのが良かったのかな。「ジェニシス」のサラ・コナーは、あれはあれで可愛かったのだけど、あのファナティックなかんじは、やっぱりリンダ・ハミルトンのほうがグッとくる印象。
I'll be backの使い方もいいし、やっぱり思い切って
ジョン・コナー
隠しテキストはここまでです。
を殺しちゃったのは、良かった気がします。このあたりは、最終的に
我が子を得る母
隠しテキストはここまでです。
という構造として、「エイリアン」シリーズと似た形になったなと思います(悪い意味ではなくて)。
敵役もほどよく脅威で、楽しい映画でした。
この作品も、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」と同じく、吹き替え箇所を確認するので一気に2度見しちゃいました。
それにしても、映像特典の俳優インタビューで、毎回、シュワルツェネッガーが言うことが同じで楽しい。
本作は、初めて、(冒頭以外)服を脱がずに、顔で演技できた記念すべき作品なんだ。
ちなみに一番盛り上がったのは、最後に「字幕 林完二」と出てきたときでしたが、けっして作品がつまらなかったわけじゃあないので!
満足!
ということで「ターミネーター2」の感想にも書きましたがまったくもっていい出来なんですよ。今風になってるし、古いファンが喜ぶポイントも突いてくる。サラ・コナーもT800も登場シーンからして素敵で、ハン・ソロとかルークの登場シーンに近い嬉しさが有りましたしね。
古い未来の延長線上から戦い続けてるサラ・コナーも新しい敵、新しい味方という新たな設定も十二分に楽しめる。意外とすんなり新しい未来の話もストンと腑に落ちたしね(5より)。
映画としては実に面白かったし、「いやー、見たねー。」という満足感もある。最近見た中でも結構上位に入る出来だったと思う。
ただ、「ターミネーター2」と同じくらいかと言われるとちょびっとなー。って思っちゃうんだよなー。
「話を広げるなら3とか5じゃなくってこーいうふうに広げるんだよ。」というジェームズ・キャメロンのお手本・・・ではあるんだけど、話を広げなくていいんじゃないの?きれいに終わってたし。という点がほんのちょっと残っちゃうんだよなー。いや、1.2.6(今作)の3本でもいいっちゃいいんですけど、3〜5が作られたから今作が作られた。という感もなくはなくってさ・・・。
てなわけで「オススメ」にすべきとこですがあえて「なかなか」評価で。
単体で見てる分には文句ないんですけど、シリーズ通していくとちょびっとだけあの2本より落ちるかなー。(ま、その分派手で今風の作品にも仕上がってるし、プラマイゼロという着地点なんだけどね。)
追記:あと、この作品だけじゃなくって最近の作品全般に言えるんですけど、ちょっと早く動きすぎて何が行われてどうなったのかの把握がしづらいんですよ。通常の人間以上に動けるのはしょうがないんですけど、ドラゴンボールのようになってしまって、もはや常人の目(僕の視力が基準だとおかしいんやけど)じゃ追えないわい。になっちゃうのだ。
裸眼視力に難有りの僕(←が、常人の目?)からするとちと厳しいし、かといってメガネかけたらそれはそれで目で追うのに疲れるし。