フライング☆ラビッツ

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監督:瀬々敬久
出演:石原さとみ、真木よう子、渡辺有菜、滝沢沙織
時間:116分
公開:2008年
キャッチコピー:
仕事、ドリブル、恋、シュート。

CA(キャビンアテンダント)がバスケ!? 爽快・感動・燃焼系ムービ-!!
ジャンル:
コメディスポーツ青春

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2009年05月27日 | 見た回数: 1回

去年半ばでしたか。「アメトーーク」で「スラムダンク芸人」の回がありました。
見た人もいるかもしれませんが・・・深夜枠で、ガンダム芸人やジョジョ芸人の回と同様のディープさを求めていたこちらの意図と反して、いましたよ。石原さとみさん。彼女が悪いわけではないんですが、出ないほうがよかっただろうと思える番組の出来。好きな人のディープさではかなりの漫画だけに下手な知識でふらっと番宣がてら出てしまっては、それこそマイナスイメージしか生まれない。ということに気づかなかったスポンサー(とかテレビ局?)に問題があったんでしょうなぁ。

ということで、前置きが長くなりましたが、本題行きましょう。マイナスイメージをふかーく植え付けられた視点でこの作品について述べることは、一点。

「ひどいっす。」

つい先日、期待が最悪のスパイスだと書いたところなのですが、逆は成り立たないことが見事にはまったというかですね。いやまて。そもそも見なけりゃいいやん。と言うのがごもっともで、今回見たのも特に理由はないのです。あえて言うなら「バスケットは好きですか?」(赤木晴子)なのですが。

それにしてもこれを見て「バスケがしてみたい」と思う人はいるかな?「あー、なんだかこんなグダグダじゃなくて、普通にバスケがしたいよぅ。」と思った人は多分沢山いたことでしょうがね。

とにもかくにもバスケになってないのがひどさを際立たせてる気がします。まぁ映画なので、そこまで厳密なリアリティを求めているわけでもないんですが、もうちょっと何とかならんかね。
という感じです。スピード感はないし、ドリブルにしてもなんにしても、王者JOMOとの最後の試合ですらまだ素人感がたっぷりで、多分あれで本当の試合に混じって言ったら何にも出来ないだろうなぁ。という印象でした。

かといって、別に日常シーンがどうだといわれるとですね。CAでのトラブルが見所ということもなければ「恋もしちゃうのだ。」ということがメインかというと、そうでもなく。ただ、こちらはこちらで微妙な配役のいろんな芸能人がいっちょかみして出てくるという非常識。
さらには、なんだか微妙に聞いてて照れちゃうセリフのオンパレード。うーん。非日常だなぁ。

と、いうことで、ストーリーの9割が「やれやれ」で、最後の試合だけ、マンガ的な盛り上がりでちょっとだけまし。という結果に終わりました。バスケに思い入れがなけりゃそこまであしざまにひどいと感じることもないかもしれません。きりがないのでほどほどに。

「ラストゲーム」(デンゼル・ワシントンでてるバスケの映画)久々にまた見ようかなー。

リンク

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