アナと雪の女王 FROZEN

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監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
出演:クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド、神田沙也加、松たか子、原慎一郎、ピエール瀧
時間:102分
公開:2014年
キャッチコピー:
凍った世界を救うのは――真実の愛。
ジャンル:
アカデミー賞ファンタジーアニメ(海外)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2022年04月04日 | 見た回数: 2回

たまに出てくる打倒ゲーム実況ユーチューブを目的に映画を見せてるんですが、この名作ですらなかなかに惹きが弱くて、あの有名な歌の部分があったにもかかわらず前半はあんまりだったようでした。
途中でやめた後3ヶ月ほど寝かしてたんですが、この度後半をやっと消化。

いまいち話の意味わかって見てない感じもする(流石に数ヶ月あくと、知ってる僕でもあやしい。)んですが、ところどころのオラフのパートは気に入ったご様子。コミカルで可愛いからね。あの雪だるまくん。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年11月18日 | 見た回数: たくさん

日本語吹き替え、イマイチバナシなんですが、作中、「生まれてはじめて(For The First Time In Forever)」という歌があります。

姉の戴冠式を喜ぶ、アナの独唱から始まるのですが、そこにこれからの不安を歌うエルサの歌が入ってきます。

その歌詞は、実を言うと、のちにエルサが城を飛び出した時に歌う、あのヒット曲「ありのままで(Let it go)」の部分なんです。

■For The First Time In Forever

Don't let them in, don't let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don't feel, put on a show
Make one wrong move and everyone will know

■Let it go

Don't let them in, don't let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don't feel, don't let them know
Well, now they know

で、これが日本語吹き替え版だと、活かされないんですね。

■生まれてはじめて

ひとりでいたいのに
だれにもあいたくない
もしもこの手で ふれたら
みんな気づいてしまうわ

■ありのままで

とまどい 傷つき
誰にも打ち明けずに なやんでた
それももうやめよう

同じ箇所の元の意味は、拙訳だとこんな感じ。

気を許さず、誰にも気付かれないよう
いつでも良い女の子でいなければならない
隠し、気にせず、知られないように
なのに、いまは知られてしまった

難しいのはわかるけど、ここは、伏線消化が気持ちの良い分、英語の方が圧倒的にいいなあと思うのです。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2014年08月02日 | 見た回数: 1回

石田さんからコメントをもらったので先に書いておくけど、アンデルセンの『雪の女王』については、僕はほとんど読み取れませんでした。

アンデルセンとの関わりを見いだせるとしたら、奥さんとも視聴直後に話したのですが、アンデルセンの名前が「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」なので、登場する男子二人が「ハンス」と「クリストフ」なのは、そこからとったのか、というくらいです(違うか……)。

雪だるまが、夏休みを妄想するシーンがちょっと中だるみするけど、よくまとまっていて、たのしかったです。石田さんの、「ディズニーは、へそ曲がりにも優しい」というのも気持ちがわかりますよ。

姉妹愛の話らしいよとは聞いていて、でも、王子様役は出てくるんですね。

で、出てくる王子様たちが、双方、描写がいい加減なんです。この人と恋に落ちるっていう話は、あんまり共感を得ないんじゃないかという程度に描かれる。

でも、それも込みで制作者たちの掌の上だったんですね。見事な心理誘導ができていると思いました。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

見事な心理誘導ってのは、けっして、一見善人の王子様が悪者だったことではくれぐれもなく、イイモンのクリストフのあつかいのぞんざいさのことですよ。

隠しテキストはここまでです。

長野の両親がブルーレイをくれたので、僕と奥さんは英語でみましたが、子供たちは、日本語でほんとうにヘビーローテーションしているそうです。

丞二が、let it goについて、英語版の歌がやっぱりしっくりくるといっていたけど、僕もそう思う。

でも、2歳の女児も「ありのーままのー」って歌ってて、まあなんちゅうか、ミュージカルっていいな、と。

石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2014年04月19日 | 見た回数: 1回

いやー、面白かった。世間の評判も上々のようで、ディズニー作品だし、一応DVDは見ようかねー。あたりで構えてたんですが、急遽映画館に娘と行ってきました(←一ヶ月前に)。まるで宣伝の嵐に押し流されるようにね。
宣伝自体は山盛り映像も流してるし、歌も前回で流れまくっている。往々にしてそうなるとそれ以上のシーンが見当たらずに終わることが多いんですよね。
ただ、宣伝に載ったわけじゃないですが、娘も全開で歌ってみたりするし、それを見れるなら儲けもの。

とか思ってみてきたんですが、予想以上に良かった。というかね、とにもかくにもめっちゃいいじゃないか。なんだろう?上手いこと説明できないんですよ。

いつものディズニー映画的な絵や動きに大きな変化があるわけじゃないし、話は別段アクロバチックであるわけでも大どんでん返しがあるでもないんですが、飽きさせることなくいいテンポでホイホイと話は進み、耳に残るは彼女らの歌声と言わんばかりのミュージカル仕立てな歌の数々。ラストは緊張感たっぷりな盛り上げ方。いやー、満足満足。これならあまり映画を見る耐性のない子供らでも多分100分耐えるんじゃないだろうか。

従来のハッピーエンドの手法とは違って王子様と幸せに暮らすというのは隅っこに追いやられてまして、どっちかというと姉妹のダブルヒロインがそれぞれにいかに成長していくか。
女の子たちが昔から求めていて、ディズニーが応えてきた、「素敵な王子様が・・・」という展開じゃないのは、ある意味昨今の時代の変化でしょうかね?男の子(王子様)なんてそっちのけ、基本的には女の子たちが張り切って頑張っちゃう。プリキュアもそうですが、そーいう女子パワーに寄って話が展開されてゆく。
これが功を奏しているのか、あのディズニー的な世界がちょっとねぇ。という人らにも十二分に訴求してる気がするんだよなー。「魔法にかけられて」でも感じましたが、なんだかんだでひねくれ者にも優しいというかなんというか。

ピクサーよりは若干お子様向けでやわらかいとい感じがあるのかなぁ。そこまでの毒はないかもしれません。が、んー。そもそもその比較に何の意味があるのやら。という気もしてきたぞ。どっちもディズニーったらディズニーやし「塔の上のラプンツェル」も良かったしね。

ということで、なんともまとまりのない文章ではありますが、とにもかくにもとっても気持ちがよく見終えられたとってもいい作品だったんですってば。

もっかい見たいぞ。DVD買っちゃうかも・・・。

追記:柴田さんへ。
アンデルセンの「雪の女王」との関連ですが、なんかやっぱりベースはそれだったみたいですわ。そもそも僕、雪の女王ちゃんと知らない気がするぞ。

リンク

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