んー、シンデレラ、足してなかった。
あれ〜、この２〜３ヶ月でみたんだけどなあ。忙しくって足し忘れてたんですね。

最近は続編まで出てるそうで、えー、とおもったんですが、まあもうそのあたりはいいか、というかんじです。というのは、「リトル・マーメイド」の「III」をみたのですが、アリエルが違う話でちょこまか動くこと自体はそれほど不快でもなく、アンデルセンの原作を食い物に商売するな〜とか思わなければ（というか、最近は別にそれが悪いこととは思わないようになったのもあるけど）、それなりに楽しいといえなくもなかったからです。

さておき、シンデレラ。あいかわらず冒頭のはしょり具合がすごいんですが、最初っから、意地悪な人たちと暮らしています。で、お話の半分は、シンデレラの日々の暮らしにあてられています。シンデレラの日々の暮らしというか、シンデレラの味方の小動物のスラップスティックにあてられています。だから、それと知らずにそこだけイッチョカミすると、トムとジェリーを見てるような気になります。正直、そんなに小動物に時間を割かなくても、と思います。

もともとのシンデレラ自体、バージョンやオリジンがいくつかある話らしく、ジム・ヘンソンの「ストーリーテラー」でも、原型とおぼしき話が取り上げられています。だから、シンデレラの性格もいくつかの描かれ方があるのですが、このシンデレラはけっこう「イイ」性格をしています。つまりしたたかなのです。で、その性格設定がなかなかよくって、最後のガラスの靴を足に合わせるシーンでも妙味を味わえます。

といっても続編まではみないかなー？