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柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2009年06月27日 | 見た回数: いっちょかみ
細切れにみているので、合算して1回分はいけているのですが、これまで「白雪姫」「ピノキオ」「シンデレラ」など、すなおにディズニーを好きといえないのに、でも作品がいいためにやっぱりほめざるを得ない作品に比べて、あきらかにイマイチな感じの作品でした。なんかですね、前掲の作品に比べて作画が特に優れていると思うこともなく、演出がよい訳でなく、歌がよい訳でなく、最後は変な怪獣出てくるし……。
敬愛する野田昌宏氏は、「人魚姫」や「マッチ売りの少女」はアンハッピーエンドだからきらいだ、と仰られ、既に完成している作品のラストにイチャモンをつけ、不幸になる彼女たちを助ける妄想をどこかに書いておられました。 なんちゅうことをするんだと思いつつも、まあ、好きな人が何をしようがアバタもエクボみたいなものでいいんですが、せんからこころやすからず思っていたディズニーだとそうはいきません。だから「人魚姫」は、みる前から、どうせ不快になるなら、やめておくべきかもしれない、という気持ちがありました。
結果、アリエルという人格はそれほど憎らしいものでもなく、たしかに筋書きは原作と違うものの、僕自身が原典主義者でないことを自覚したこともあって、それほど腹立たしくもありませんでした。正直、僕が忌み嫌っている日本の子供向け消費アニメとの相対的な評価としては、まあまあをつけてもいいくらいです。しかし、日本の子供向け消費アニメには、残念評価の底辺の奥深くに沈んでもらうとして、「白雪姫」たちとの相対的な基準を重視しておこうとおもいます。
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細切れにみているので、合算して1回分はいけているのですが、これまで「白雪姫」「ピノキオ」「シンデレラ」など、すなおにディズニーを好きといえないのに、でも作品がいいためにやっぱりほめざるを得ない作品に比べて、あきらかにイマイチな感じの作品でした。なんかですね、前掲の作品に比べて作画が特に優れていると思うこともなく、演出がよい訳でなく、歌がよい訳でなく、最後は変な怪獣出てくるし……。
敬愛する野田昌宏氏は、「人魚姫」や「マッチ売りの少女」はアンハッピーエンドだからきらいだ、と仰られ、既に完成している作品のラストにイチャモンをつけ、不幸になる彼女たちを助ける妄想をどこかに書いておられました。
なんちゅうことをするんだと思いつつも、まあ、好きな人が何をしようがアバタもエクボみたいなものでいいんですが、せんからこころやすからず思っていたディズニーだとそうはいきません。だから「人魚姫」は、みる前から、どうせ不快になるなら、やめておくべきかもしれない、という気持ちがありました。
結果、アリエルという人格はそれほど憎らしいものでもなく、たしかに筋書きは原作と違うものの、僕自身が原典主義者でないことを自覚したこともあって、それほど腹立たしくもありませんでした。正直、僕が忌み嫌っている日本の子供向け消費アニメとの相対的な評価としては、まあまあをつけてもいいくらいです。しかし、日本の子供向け消費アニメには、残念評価の底辺の奥深くに沈んでもらうとして、「白雪姫」たちとの相対的な基準を重視しておこうとおもいます。