クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス

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監督:増井壮一
出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治
時間:115分
公開:2012年
キャッチコピー:
おバカ、ときどき、兄。
宇宙も揺るがす、5才の決断!!
ジャンル:
SFアニメ(日本)ファミリー

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2013年05月30日 | 見た回数: 1回

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」以降、劇場版のシンちゃん映画にあまりに期待を持ちすぎているのでしょうか?
どうも物足りない。って、何か前作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」でも書いたきがするぞ。

今回はネタ的にカスカベボーイズではなく、ひまちゃんとしんちゃんの兄弟愛や、野原一家の家族愛がメイン。いや、それが悪いわけじゃない。戦国大合戦だって野原一家しか登場しないし。

兄弟げんかから始まるわけですが、自分のせいでひまちゃんが連れ去られてしまってもう逢えない。と、子どもながらにしょんぼりしてたり、兄弟の大切さ、家族の大切さを実感し、最終的には世界平和と比べられる中、どっちも大事。と言い切るしんちゃん自身は好きですよ。

紙切れ一枚で契約成立。という大人の社会とそれに巻き込まれた子供視点も描かれてるし、イケメンさんやキラキラに踊らされてるひまちゃんでも、やっぱり家族が・・・という持って生き方だって悪くはない。

ただ、ですよ。何だろ、ちょっとパワーが感じられないというかですね。少なくとも前作の「スパイ大作戦」よりは面白かったんですが、ちょっと消化不良だなー。ひまちゃんカワイイんですが、あの脅威の運動能力も見ることは出来なかったしねぇ。宇宙を舞台にする割に全然宇宙感も感じられなかったし。

ラストのひまちゃんのあの一言だけで「なかなか」にしようかとも考えましたが、一応そこは冷静に評価は「まあまあ」。同じ評価でもスパイ大作戦よりはいいかなー。って感じで。

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