冒頭のスキーシーンのアップになった時の合成感よ・・・当時の人は気にならなかったのかなー？多分今だったら本人が滑っちゃうか、ボディダブルで顔差し替えちゃうとかしてよりリアルに取るんだろうけどなー。

という感じでしたが、話は悪くない。

冒頭「トリプルX」を呼ぶくだり、ついついヴィン・ディーゼルのマッチョっぷりが頭をよぎり、おぉ、007vsトリプルX．とワクワクしちゃいましたがそこは残念（当然だ）、凄腕細身の女性スパイでした。ただ、これ、あとを引いて至る場面で「このシーンがヴィン・ディーゼルだったらどうしよう・・・なんと恐ろしい場面だろう」と考えてしまいました。

閑話休題

事件解決後のお約束意外は結構シリアス路線で楽しかったですよ。核戦争の恐怖とか緊迫感も感じられたし、話のスケールも大きい。敵のボスこそいまいちパットしないとはいえ、やろうとしてることに無理はないし面白かったです。「黄金銃を持つ男」同様に慣れてきたってのもあるけど、ロジャー・ムーアもしっくりくるようになってきたのが大きいのかな。

ジョーズ（敵役）がちょくちょく出てきてて、「007 ムーンレイカー」のマイナスイメージがちらりと頭をよぎったけど、そこまで無茶な感じはなかったですね。やっぱ作品によるのかなー。