007 ゴールドフィンガー GOLDFINGER

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監督:ガイ・ハミルトン
出演:ショーン・コネリー、ゲルト・フレーペ、オナー・ブラックマン
時間:110分
公開:1965年
ジャンル:
アクションスパイ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2015年02月13日 | 見た回数: 2回

そういや時代工房でもかつて書いてますね。

んー。なんだろう。改めて見ても全体的に漂う若干のゆるさというかなんというか。まじめに作ればそれはそれでいい作品になったのかもしれませんが、金粉美女とか、コントのような睡眠薬で倒れる兵士たちとか。自爆して飛行機の外に放り出される悪役とか。

やってることはなかなかに悪くはないし、名士で裏ですごいことやってたりする悪役と、それに立ち向かう007というとってもわかりやすい構図とか、部分部分を見るとそんなに悪くないし、話もいいと思うんだけど、やっぱりどうもドリフ的なコントに見えちゃってねぇ・・・。

惜しい。適役の日本人はなかなかにキャラが立ってて1作でサヨナラするにはもったいないキャラでしたかね。「スペクター」に再就職してくれたらよかったのになぁ。

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年02月03日 | 見た回数: 1回

多分ショーン・コネリー版のボンドなんてこれが観るのは正直初めてじゃないかと思うくらい印象がないですがな。多分、「007 ドクター・ノオ」とか、丹波哲郎が出てた「007は二度死ぬ」とか、どっかチラリとテレビで見た記憶もあるんですが・・・。

なるほど、ボンド=ショーン・コネリーだよ。とおっしゃる方々の思いもわかります。カッチョいいんだな。これが。なんというか、セクシーという表現が正しいのかどうか怪しいけど、色気もあるし素敵なおじさまです。

金箔塗付けて皮膚呼吸できなくするという荒業や、ボンドカーのタイヤからドリルが出てきて・・・という荒唐無稽さもありますが、それもまぁ許容範囲でしたしね。
すっちゃかめっちゃかな展開でシリーズに悪い印象を植えつけたのが宇宙までいっちゃった中期の作品「007 ムーンレイカー」だとしたら今作はちょっと見直したなぁ。という一本でした。
この路線キープしときゃいいのに。とも思うんですが、さすがに今で22作品も作ってりゃ、そりゃ迷走もしますわな。

まぁ、古いのは古いし、物足りない点もありましたが、ショーン・コネリーボンドのカッチョ良さは堪能できたしそれなりに楽しめたと思いますです。

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