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007 ユア・アイズ・オンリー FOR YOUR EYES ONLY
画像表示切り替え監督: | ジョン・グレン |
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出演: | ロジャー・ムーア、トポル、キャロル・ブーケ |
時間: | 128分 |
公開: | 1981年 |
ジャンル: アクション、スパイ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2015年06月17日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2009年02月02日 | 見た回数: 1回
一人007祭り最終回。今回はロジャー・ムーアです。
んーー。予想通りというかなんというか、新しいボンドの反面教師的な役割でしかなかったです。あ、僕はこういうのをジェームス・ボンドに求めていないんだな。と。
何というかおじさんだしカッチョいいとは感じないなぁ。いまのダニエル・クレイグが20年くらいMI6で勤め上げたらこんな感じになるのかな。と、見てたんですが、ちょっと厳しい。そうは思えない何かがありました。(あのペースでやってたらもっと早くに死んじゃうんじゃないかなぁ。彼は。)
意外に奇天烈な装備が出てきたりせず、まじめにアクション大作しているんですが、うーん、なんかもっさりしているなぁ。やってることがのんびりしてるというか・・・このあたりは新シリーズ(というよりは最近のアクション映画)のテンポと比較してですがどうも乗り切れない。まぁ、シリーズの特徴でもある、冷静沈着、どんなアクシデントもらくらくと乗り越えてくるという設定自体が緊迫感をそいでるのかもしれませんがね。
ということで、求めているものとは違うなぁ。という印象が強かったんですが、意外と悪くは無くみれたので、こんな評価ですかね。
中盤のスキーとバイクの雪山チェイスは結構迫力もあって面白かったです。スキーの技術もそうですが、雪山であんだけ走れるバイクの技術も大したもんで、「007 カジノ・ロワイヤル」でボンドから逃げてたあの黒人を思い出しました。敵ながらあっぱれ。
ラスト何でか睡魔が妙に襲ってきて3度4度と巻戻しては見なおして・・・はうとうと。を繰り返してました。眠かったからかな?
冒頭のシーンからして、うーん。これは毎度おなじみの(あんまり僕が好きなタイプじゃない)おバカコメディスパイ映画路線か。そういやなんか見たことあるシーンだな。
などと思ってましたが、冒頭以降、ラストになんで眠くなったのかよーわからんくらいなとてもストイックで、シリアスなジェームズ・ボンド。前に見た時は新シリーズ(ピアース・ブロスナンやダニエル・クレイグ版)と見比べて多分、評価低めでしたが、単体で改めてみると、昔の作品でもこの路線もあったんだなぁ。これはこれで現実感もあってカッチョイイではないか。とか思いました。
満足満足。眠くなってなかったら多分「なかなか」はつけただろうなぁ。