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007 トゥモロー・ネバー・ダイ Tomorrow Never Dies
画像表示切り替え監督: | ロジャー・スポティスウッド |
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出演: | ピアース・ブロスナン、ジョナサン・プライス、ミシェル・ヨー、テリー・ハッチャー |
時間: | 119分 |
公開: | 1998年 |
キャッチコピー: ニュー・ジェームズ・ボンド世界を翔ける! | |
ジャンル: スパイ |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2009年10月13日 | 見た回数: 2回
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なんだかんだでダニエル・クレイグからの新米007ファン。それ以前の物はどうもあのにやけてしゅっとしてるボンドが気に入らねー。とか思っていた節があって見る機会も少なかったんです。特にその印象を植え付けていたのがピアース・ブロスナンなのですが、いやーなんというかですね、ちょっと彼を見直しました。前に「007 ゴールデンアイ」を見た時には、ふむ。思ってたよりは楽しいぞ。でもやっぱ、ボンドのイメージは違うんだよなー。などと思ったものですが、今回は純粋に、なんだか常にスマートでかっこいいなぁ。と感じました。
ただ、多分今作は見るのが2度目だと思うのですが、見てる時の気分のブレに左右され照るのかな。と思う節もあります。昔より甘くなったというのもあるかもしれません。
さて、映画について。さすがにこの辺まで新しい作品になると、昔の人の未来の技術というちょっとがっかりな古い作品と違って、現時点でも十分ハイテクに入る機器群。世界情勢などもちゃんと意識を持ってからの世界なので違和感なくはいりこめるのがいいですね。また、スパイアクションとしてビルから飛び降りたり、空から飛び降りたり、いっぱい爆発したり(←お?なんか知性が感じられないな)、カーチェイスがあったりとワクワク見ることができました。
が、全体的な評価としては、「面白かったんですが、敵役がイマイチパワー不足で世界の危機が起こっている緊迫感があまり感じられなかったのが残念だなぁ」です。まず、敵はメディア王なのですが、何というか、そんなに悪そうにも危険人物にも見えない。しかもあっさりやっつけられちゃうしなぁ。じゃ、それをサポートする人材が強力な敵かというと、確かに戦闘能力はありそうですが、頭悪そうなんだ。これが。じゃ、強大な武器が・・・と言われると、ステルスタイプの船が、うーん。やっぱり今一歩。
ということで、評価としては途中までは「なかなか」で、全体としては「まあまあ」という収まるところに収まった感じですかねー。