から騒ぎ Much Ado About Nothing

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監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、デンゼル・ワシントン、マイケル・キートン、ロバート・ショーン・レナード、キアヌ・リーブス、エマ・トンプソン、ケイト・ベッキンセール
時間:111分
公開:1993年
ジャンル:
ラブコメ

コメント一覧

でべ | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年05月19日 | 見た回数: 1回

しばたさんが褒めているのを聞いた直後に偶然見たのです。そうでなかったら見なかったろうなあ。
思えばシェイクスピアものの映画なんて見たことないのかも。新しいほうの「ロミオ+ジュリエット」だって見てないのに。学生時代に演劇をかじったとはいえ、所詮はクラブ活動。戯曲を読む、というのができなくて、シェイクスピアも読まねばと思いながら全然読んでなかったなあ。

でもとにかく。
面白かったのです。
やっぱり舞台の戯曲だなあという印象はあるものの、なにしろ気持ちよく晴れやかな映画でした。冒頭でわっと盛り上がり、途中はおいおい、くすくす、やれやれときちんと良い方向に引っ張ってくれて、だれる間もなくあっと言う間に時間が過ぎました。ふーん、偉いねシェイクスピア。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年04月07日 | 見た回数: 1回

シェイクスピアって偉いですよね。古典的だけど気持ちよい展開、シャレのきいた台詞まわし、ほどよいシニカルさ。でもって、悲劇を作れば、悲劇の色に、喜劇を作ればおもしろく、作品がとってもきれいにできますよね。

シェイクスピアものの書籍を読むとまず書いてあるのが、400年前に書かれたものなのに、いま触れてもけっして見劣りしないのは、シェイクスピアの人間への深い洞察があるからだというやつですが、たぶんそういうことなんでしょうね。

本作も筋立てについては、もともと知っていたのですが、映画を見るのは初めてでした。豪華な役者陣で、画面が退屈することもないし、配役の妙味もあって、マイケル・キートンなんか出てきただけで笑っちゃうし、悪役のドン・ジョンをキアヌ・リーブスが好演してるなあと思います。

メイキングをみてて面白かったのは、デンゼル・ワシントンの台詞で、「映画は「マルコムX」の次だったけど、シェイクスピアものだったら役者として成長できると思ったんだ」といっていて、ふーん、そんなに昔だったか、ト。

なんにせよ、安定感のある「おすすめ」で。

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