娘たちと視聴。次女(小6)が「ロミオとジュリエット」を知らなかったので、読み聞かせをしたところ、ふわっと見たくなって、いっしょに見ました。

んー。何度見てもいいなあ。
大好き。

奥さんに「から騒ぎ」を見せたところ受けが良かったので、シェイクスピアものをみたいなあと思い、「ハムレット（ケネス・ブラナー版）」と一緒に借りてきました。ほんとうは「十二夜」の出来が良いので、それも借りたかったのですが、残念ながら近所のビデオレンタル屋さんにおいておらず。

本作は「ロミオとジュリエット」を書く過程を物語にしているということもあって、筋立てとしては間違いなく悲恋なのですが、にもかかわらず見終わった後には、なぜか切ない印象よりも、爽快な気持ちが残るのです。まさに脚本の妙技だと思うのですが、そういう大きな筋立てだけじゃなくって、僕みたいなペーペーのシェイクスピアのファンでもニヤリとできるような小ネタがちりばめられていて、そこがまた心地いい。

部長には、「奥さんにシェイクスピアものを見せるといって、「恋に落ちたシェイクスピア」なんか借りるなよ」と言われましたが、たしかにシェイクスピアが作った作品ではないけど、アカデミー賞もいい趣味してるじゃないかと思わせる最高に面白い作品なのは間違いないと思うんだけどなー、ト。