スルース Sleuth

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監督:ケネス・ブラナー
出演:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
時間:89分
公開:2008年
キャッチコピー:
男の嫉妬は
世界を滅ぼす。
ジャンル:
サスペンスミステリーリメイクドラマ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2011年04月18日 | 見た回数: 1回

出ずっぱりのマイケル・ケイン。こりゃカゲシタさんにはオススメかねー。とか書きながらふと思った。別段マイケル・ケインが好きなんて言ってなかったような気もするぞ。

さてさて、今作はリメイクだそうで、オリジナルの「探偵<スルース>」という作品があるそうです。しかも今作のジュード・ロウ役を若き日のマイケル・ケインがやっていたとは、昔のファンにとっちゃサービスカットそのものかもしれません。もう30年ほどしたら今度はジュード・ロウがワイク役して・・・って続いていくのかしら?

なにやら劇団四季がやってたりもするこの作品ですが、なんとも演劇っぽい何かでした。本当に2人しか出てこないし、ソリッドなシチュエーションで繰り広げられる作品。(スリラーなのかはあやしいけどね)動きはなくて、登場人物のやりとりだけで作品のすべてが終わる。

見てる時思ったのは「テープ」となんか似てる(あの作品も1室で3人だけ。さらには特定の時間帯のみ。あっちのがおもろかった印象)なぁ。と。こちらのほうが役者は派手で、ジュード・ロウがなんかえらくカッチョよろしかったし、二人の演技にゃなんの文句をつける筋合いもない。
どこまでが演技でどこまでが本気なのかわからない緊迫感もあるし、洒落てる感じもあるんですが、なんというか面白さが伝わってこないんだな。
で、結局これからどーなるの。でぷっつり尻切れトンボ感が残ったままエンディングを迎えてしまったのは残念です。ゲイネタとかよりも、持っと殺人的な何かの展開のほうが良かったのになぁ。

どうもオリジナルのほうが長くて評価も高いようなんで、いつか試してみたいところですが、今作はどうかなー。二人を見てる分には問題ないんですが、ラストにかけての流れがなんかしっくりこなかったんで「イマイチ」でいっか。

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