るろうに剣心

画像表示切り替え

Amazon で るろうに剣心 を買う

監督:大友啓史
出演:佐藤健、奥田瑛二、江口洋介、香川照之、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、綾野剛、須藤元気
時間:134分
公開:2012年
キャッチコピー:
かならず、帰る。
ジャンル:
アクション時代劇マンガ・アニメの実写化

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2023年03月10日 | 見た回数: 3回

久々に見た。まーよくうごくなー。多少おかしな動きもするんですけど楽しい。
あんまり原作覚えちゃいないけど、なんだろ。正直この映画だけであらかた成立してるなー。2作目3作目が面白かったんで、それに比べるとラスボスの強さとかいまいち盛り上がりに欠けるっちゃー欠けるんですけど、カマキリ先生のキレ具合とかも楽しめるし良しとしましょう。

今回、あとちょっと気になったのが斎藤一(江口洋介)の戦ってるとこ。んー。主人公が人じゃない動きしてるからってのもあるんでしょうけど、なんかいまいち動きにキレがないような。動きの質というか刀の振り方というか・・・なんだろ。よくわかんないですけどね。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2018年12月17日 | 見た回数: いっちょかみ

映画はたいへんよくできていたと思います。ほぼ単行本第1巻の内容ではあるのだけど、戊辰戦争からはじめて、主要人物をぼちぼち出しつつ、うまく編集していると思う。

また役者たちも、原作漫画の雰囲気をよく活かしたよい配役だし、アクションに関しては、原作漫画からは想像できないような動きでけっこう見せ所があるように思いました。

というわけで、映画の出来としては、褒めるのだけど、ぼく、この作品、原作が苦手で、ので映画も敬遠していたのだけど、石田さん、丞二、小長井くんがほめるので見たわけですが、あかんかったわ。

原作漫画の登場人物の個性や考え方が苦手な作品を上手に映画化すると、個性や考え方が苦手な登場人物の映画が出来上がり、つまり苦手な作品の出来上がりとなるわけです。

というわけで、評価は高いけど、二度と見ないと思います。

この漫画の作者の作品では、あとに描かれた『GUN BLAZE WEST』のほうがずっと好き。短命だったけど。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2015年05月01日 | 見た回数: 2回

時代劇祭りのトリを飾ってもらおうかと思って借りてきた3本。1作目が結構いい出来だったんで2・3も期待しつつ・・・ひとまずあらためて。

ふむ。マンガの筋は正直怪しいんですが、大分変わってる印象。が、それでも話が破綻してるわけでもなくって、マンガを知らない人でも十分に伝わるわかりやすい勧善懲悪、まさにジャンプ的な友情と覚醒世界。
vs須藤元気の途中の「一杯やるかい?」みたいなクダリは結構好きですよ。

多少甘いところがあるんですが、マンガ実写化でこんだけできたらまぁ、良いんじゃないでしょうか?なんて言ってるのはマンガのファンではないからかな?

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2013年08月06日 | 見た回数: 1回

「龍馬伝」(NHK大河ドラマ)の監督が撮っていて、その作品で「人斬り以蔵」役だった佐藤健が、「人斬り抜刀斎」として登場するという、ちょっと狙い過ぎじゃないかというキャスティング。うーむ。
続編の京都編が2本立てで公開されるということでテレビ放送決定ってやつでしょう。

ちなみに、「ハゲタカ」もこの人が撮った作品ですな。ハゲタカにしても龍馬伝にしても結構楽しく見れたので、期待したい一本なはずなんですが・・・このへんはマンガ実写化という十字架を背負った作品。ついつい見てる側のこちらもフィルターかけて、厳しめに見ちゃうというものですがはてさて・・・。

マンガ自体は別にきらいじゃないんですが、そこまで思い入れがないってのもあるかもしれません。見ていて結構本筋を思い出したりして、意外にストーリー覚えてるなー。意外と好きなのか?

実写化映画という点からするとマンガ的な飛天御剣流の演出もありつつも基本的に無茶苦茶なワイヤーアクションでマンガそのものを実際にやることもなく、結構真面目な時代劇ちゃんばらが見れてよかったです。
話もテンポよくポンポンと話が進んでいくし、よく2時間で違和感なくまとまってる。
どことなく「龍馬伝」を思いださせるような色合いというかなんというかで、絵的にも悪くはないですよ。

まぁ、当所の期待値が相当低く、こりゃダメだろうなー。みたいな気持ちで観始めたのは大きいかもしれませんが、嬉しい誤算が多く、いい意味で予想を裏切ってくれたこともあるんですが、気になったのは若干配役が気になったくらいで(参照:下の配役委員会記事)、映画自体はとても楽しかったです。

※これだったら続編の京都編(今度作るらしい)も見てもイイかなー。DVD日テレビで。とは思います。ただ、うーん。今度の敵は丸顔の藤原竜也くんなんだよなー。

ということで、んー。実写映画としては結構いい方の映画でした。「なかなか」で。


追記:マンガ実写化配役委員会(参照:雑学部)より

・江口洋介の斎藤一がどうもしっくりこない。もうちょっと渋いというか重いというかそんな重厚なイメージが出てると嬉しかったんですが、じゃぁ、誰やねん。とか言われちゃうと、んー。誰だろう?

・ラスボス扱いの吉川晃司はちょっとなー。とは思った。もうちょっと線が細くて病的で妙に強い印象のキャラを彼がやってるんですが、でかいんですよ。全体的に。これとか、例えばそーですなー。オダギリジョー?伊勢谷友介?みたいな感じ?よくわからないや。

・香川照之に関しては、実にもう何でもかんでも竹中直人扱いに近いのがねぇ。「あしたのジョー」の丹下段平といい、今作といい、本人は楽しんでやってるんだか何なんだかですが、ちとやり過ぎなのかねぇ。最近僕の中じゃ彼も竹中直人と同じニオイが感じられて、またかね。みたいな気もしなくもない。

リンク