本家はむか～しに一度だけ見てるんですが、正直覚えてない。こんな話だっけ？いや、別段それががっかりだったということじゃないですよ。作品としては結構楽しめました。ただ、んーと、そもそもどんな話だっけ？「パーフェクト・ワールド」とごっちゃになってるぞ。っていうだけの話です。

まぁ、何と言っても佐藤浩市がなかなかの悪役っぷりでかっちょいい。キャラの立った国家権力組の悪役ですかね。立ち位置的にはあそこまでは壊れてないものの「レオン」のゲーリー・オールドマンみたいなもんか。
また、比較対象のオリジナルを覚えてないってのもありますが、日本映画としてはちゃんと見れる映画らしい映画でした。

ただ、なんだろう？戦闘シーンも緊張感もあるしいいんだけど、その間をつなぐ静かなシーンがちょっと眠たい。重厚な、といえば聞こえがいいんです、ちょっとだるい感じかなぁ。ウムム。

ラストシーンはまさに高倉健のヤクザ映画的というかなんというか。かっちょいいんですが、イマイチ乗りきれない自分がいたりもしました。

うーむ。明治維新後の時期だよなぁ。「るろうに剣心」の方が見てる分には楽しいのも事実です。まぁ、若干マイナス気味に書いてますが、じっくり見たなぁ。という実感もあるし、「なかなか」くらいでもいいかなと。