インフルエンザの長男が全然落ち着いて寝ないので、あやしながら視聴。

＊　＊　＊

アンソニー・ホプキンスが講師役で、講義（発表）風景をやるのって多いですね。「エレファント・マン」でも「ハンニバル」でもやってましたね。

本作のアンソニー・ホプキンスは、ある意味「羊たちの沈黙」よりよっぽど怪人じみててかっこいいのですが、ファンとしてはやっぱりゲイリー・オールドマンを評価したいところです。格好はめまぐるしく変わるのですが、大時代な役にも関わらず抑制の利いた演技で非常に魅力的です。

脇を固めるのも、ウィノナ・ライダやキアヌ・リーブスと豪華。

空に映るドラキュラの瞳であるとか、ドラキュラの影の演出等はちょっとクサいんですが、監督がコッポラなんですね。あんまりホラーっぽくなくて、なんというか前時代的な怪奇映画調。まあ、それもいい感じといえばいい感じか。