キングダム 大将軍の帰還
画像表示切り替え監督: | 佐藤信介 |
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出演: | 山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、吉川晃司、髙嶋政宏、要潤、長澤まさみ、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお |
時間: | 146分 |
公開: | 2024年 |
ジャンル: アクション、歴史もの、アドベンチャー、マンガ・アニメの実写化 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2025年10月15日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2025年10月03日 | 見た回数: 1回
まさかこの手の作品で泣かされるとは・・・。
前作の最後で引っ張る感じで登場した龐煖(吉川晃司)の強さを見せつける冒頭。あの蚩尤の神降ろしみたいな技ですら叶わないというね。武神だそうです。多分トップレベルにマンガでも強いんじゃないかしら。
前作で武功を上げた飛信隊も彼と、趙軍に追い立てられて半数に減らされる。このあたりでまず1回目。うーん。まーこれ泣かすポイントやよね。兄ちゃんが生き残ったのは朗報ですが、地元の村の様子とか流されちゃうとちょっとねー。こちらも涙が流れてしまうというもの。前作で龐煖の登場させてるし、そのまま趙軍からの逃走劇まででもよかったと思うんだけど・・・。いやむずいかそれはそれで。何と言っても原作ありきですからね。端折ったり削ったりというのはさぞや制作陣も苦労すると思うけど。
というわけで、いざあらためて戦場へ。です。
龐煖以上に怖い軍師の李牧。伊達に小栗旬をキャスティングしてないって。原作知らんからどれくらいすげーのかがわかってなかったんですが、早速今作でその実力見せつけてくれます。頭で勝負ですね。戦況の読み合いとかに加えて暴走する味方を救援したり、と大変。王騎将軍もさすがの読みあいで、でもさくに乗らざるを得ない状況を作った段階で李牧の勝ちだったのかもね。
実力的には将軍クラスなのにあえて副官の地位についていた彼が実は異様に強かった。とかちょっと最高だったな。
龐煖と王騎の将軍対決。パワフルかつギリギリの戦い。ワイヤアクションもそんな気にならない重量感。ただ、若干スピード感に欠けるのが玉に瑕か。流石にあのでかい武器を使って超絶バトルを繰り広げてくれてるだけで十分っちゃー十分だし、それこそゲームみたいに一般キャラはふっとばしてくれるしね。
あとはもう、主人公の引き継ぎを終えて、「鬼滅の刃」の煉獄さんのごとくに勝者として散っていく様で2度目の涙。うーん。多分マンガでも結構入り込んでたらやられちゃいそうだなー。
「正門を開けて迎えよ!これから秦国大将軍 王騎将軍が帰還する!」帰還するんですってば!
多分いい区切りだったと思うんですが。次作政策と公開が決まったのは嬉しいな。このペースで出来たら全10作くらい、完結(は、マンガが終わらんのでもっとかもしれんけど)まで作ってください。監督に関してはもうこれだけ作っとけばいいです。
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もっかい見てしまった。
うんやはり泣ける。し、文句はないんやけど、どっかで前作とのつながりでどう切るとバランスがいいのかなー。みたいなところが引っかかる気はする。
やっぱり前作のうちに冒頭の趙軍に追い立てられるところまで終わらせて、今作に関しては各物語の削った部分を補填しつつ、尺を伸ばして王騎将軍の話をメインに突っ走ったバージョン見てみたい気がするしね。
「鬼滅の刃 無限城編1」ほど話が分断されるわけでもなく集中はできるし、そんな目くじら立てるほどじゃないんやけど。