ウォッチメン Watchmen

画像表示切り替え

Amazon で ウォッチメン を買う

監督:ザック・スナイダー
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード
時間:162分
公開:2009年
キャッチコピー:
知ってはならない、真実がある──。
ジャンル:
アクションアメコミ

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2019年12月18日 | 見た回数: 1回

悪くはないけど、いまいち乗り切れなかったかなー。多分雰囲気的には好きなはずなんだけど、超リアルな「ボーダーライン」の影響で、なにか頭に入ってこないと言うかなんというか。
そもそもの設定がわからないということもあるんだけど、基本的にはヒーローって言っても超人なのはDr.マンハッタンだけだよね。そのへんがどうも物足りないと言うかなんというか。
映画的には大したことないかもしれないけど「リーグ・オブ・レジェンド」のほうが派手でわかりやすくって面白く感じちゃう。
雰囲気はたしかにダークで癖のある絵ではあるんですけど面白くも感じる。ロールシャッハ氏の喋りもそうだしDr.マンハッタン以外のメンバーも普通の人だけど鍛えられたヒーローをやってきただけあって強いしね。

と、半分くらいまではどうも乗り切れない印象でダラダラ見てたんですが、いざ、禁止されてるヒーローとしての活動をやり始めたあたりから、おぉ、なかなかよろしいではないか。内容的にちょっと大人向けではあるものの、ちゃんとヒーロー映画できてるじゃないか。と気分一転楽しくなってきました。
ラストもヒーロー物でこのオチなら結構、ほほー。となれて満足。これはこれで世界平和への道だしね。ということで、どうしても駆け足だなー。というところはなくもなくって、そこはそこでアメコミ版のストーリーを知ってたら違うなろうな。とも思えるけど、基本的には満足。冒頭のぐちはただただ最初の半分の段階で僕が上手くのっかれなかったということだけです。
※流石に「ボーダーライン」の世界からヒーロー物にってのは無理があったか・・・。

追記:
ん?「ヒーロー物のマインドセットで見ないほうがいい」だって??
そうなのかなー。結構ヒーロー物として楽しかった(後半限定)ぞ。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2016年10月16日 | 見た回数: 3回

ボブ・ディランがノーベル賞でびっくりしたので、そういえばこの映画のオープニングはThe Times They Are A-Changin'だったなあとおもって視聴。

そのオープニング、一回見た後だと、けっこう示唆に富んだ工夫があって、当時代的の印象的な歴史の出来事を本作のif展開にうまいことのせて演出してあって、たのしかったです。

ロールシャッハ氏の話し方もかっこいいし。

柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年12月31日 | 見た回数: 1回

ぜんぜん知らなかったのですが、Wikipedia によればヒューゴー賞をもらったえらい原作だったのですね。
さておき、うかつな覚悟で臨むと痛い目をみる映画です。

・長い(ほぼ3時間)
・暗い(雰囲気が‥‥)
・意外(ラストが‥‥)

の三拍子そろっていて、アメコミヒーローもののマインドセットでなく、「シン・シティ」か、やっぱり「300」のマインドセットで臨むとちょうどいい感じになると思います。

ここから先はお話の核心に関わる記述があります。このリンクで読み飛ばせます。あるいは次の見出しにスキップしてください。

いや、それにしてもラスト、普通、こういう展開でロールシャッハ氏、殺さないし、そもそもせっかく世界を平和にしておいて(いや、その手段を問わない様子もすごいけど)、ここでロールシャッハ氏の望み通りになる、という展開は、ちょっとダークすぎてびっくりです。

隠しテキストはここまでです。


シン・シティ」にあったようなクセのある映像も健在(おっと、似た印象だったので、なにか関係があるのかもと思い込んでいたのだけれど、SIN CITY とは無関係な映画でした)で、もしかしたら最高評価でもいいのかも。

でも、みてるうち半分くらいは、「これ、何かの映画の続編で、みるための前知識が欠如してる?」という当惑感もあり、ちょっと消化不良の箇所もあるかな?

リンク