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機動戦士ガンダムF91
画像表示切り替え監督: | 富野由悠季 |
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出演: | 辻谷耕史、冬馬由美、池元小百合、寺島幹夫、前田昌明 |
時間: | 120分 |
公開: | 1991年 |
ジャンル: アニメ(日本) |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2011年02月02日 | 見た回数: 2回
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2008年06月24日 | 見た回数:
「最後のガンダム」という言葉にはおそらく意味はないのだろう。言いようによってはファーストガンダムが最後のガンダムかもしれないし。しかし個人的には、大河原邦男と安彦良和がかかわっていることがありありとわかるガンダムとしては、最後のガンダムという言葉を課したくなる気がしなくもない。
それにしても、ガンダムというのは「利己的な大人と可能性を持ったナイーブな子供」という二項対立が永遠のテーマなのだろうか。もうどんなにバリエーションを組んでも展開が行き詰まっているように思われてしまう。たしかにこの路線では受けないということでかわいらしい少年少女を大量に出す路線に転換したのは商業的には正しいのだろう。また時間をかけて新しいものに踏み出す余裕のない消費主役世代にとっては、ある程度見知ったものを展開してもらった方が取っ付きやすいという背景もあるだろうし、ガンダム自体がそういう大人のロジックで動くのだろうなと思うと皮肉を感じることを禁じ得ない。
おまけ。うーん。なんか全然面白く感じない。テーマもおんなじだし、ガンダムもまぁそれなりにカッチョいいのに。登場人物に知ってる人がいない上に、急に2時間で終わる物語見せられたから?あるいは「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」がいいんで、それとのギャップが大きいから?
おそらく見るのは3度目ですが、やっぱりどうも入り込めんのですわ。あまり語ることはないし全般的にカッチョ悪いし。
ということで堂々の「残念」いり。おめでとー。
しみじみ思うのですが、ガンダム好きな人も多いとは思うんですが、僕の場合はやっぱり単純にアムロとシャアとブライトの話が好きなんですかねー。この人らがいないガンダムはちょっとモチベーションが上がらないというかなんというか。
ガンダムのロボットがいくらかっこ良くても、どんな新兵器が出てきたとしても、結局のところあの2〜3人の時代の物語が好きなんだってことですわ。