今まで結構食わず嫌いなとこもあったんですよね。

いくら黒澤明で、いろんな映画に影響を与えてるからと言っても、白黒だしなー。ちょっと小難し勝っても嫌やし。などと若干敬遠気味ではあったんですよね。

ただ、「隠し砦の三悪人」（※「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」の方じゃないよ）は面白かったし、いい歳でもあるしそろそろもうちょっと幅を広げても・・・みたいな変な動機もあってみてみたんですが、

いやー、実に面白かった。

メンバー集めから、戦の準備、実際の戦いまで、
ちょいとばかし長いんですが、飽きさせることなく続いていくので、中休みがあることでやっと、そうだった。長い作品だったと気づいたくらいです。

正直もっとバッタバッタと人をなぎ倒してく感じかと思ってたんですが、結構戦略・戦術目視すれば７人だけで戦うわけでもなく、手持ちの農民たちを使っていかに戦うか。という点なんかリアルでいいですよね。城を守って戦うとことか、作品としてはふつーだった「墨攻」なんかも思い出したりして。

めったにお会いすることのないミフネさんにも会えたし、話も楽しかったし、うん。隠し砦より面白かったなぁ。