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柴田宣史 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2018年03月03日 | 見た回数: 1回
岡田くんと役所広司のコスプレ以外、見るべきところを感じませんでした。
以下、文句たらたらなので、本作好きな方は読まない方が良いです。
* * *
というか、司馬遼太郎って一冊も読んだことがないのですが、こんなつまらない話を書く人なんですかね。
「不要女子」に関しては殿堂入りレベルだと思います。「火天の城」より、不要な女子が描けるとは思いませんでしたよ。もし原作にも、この本当にどうしようもないくノ一が出てくるんだったら、もお、司馬遼太郎は一生触れなくてもいいなと思ってしまいました。
どこかではいい女優さんなんでしょうが、セリフがペラッペラに薄くて、「犬と呼べ」とか、軽くてしょうがない。
挙げ句の果てには石田三成との叶わぬロマンスまで挿入してきちゃう。
史実にもなく、ストーリーの本筋にも関係なく、なにか人物の細部を理解するのに役立つわけでもない、「可愛いだけの女子*1」を入れないと映画を見てもらえないと持ってるんだったら、ほんとうに視聴者を馬鹿にするにもほどがあると思いますね。
あんまりにも堂々と女子が武士の世界にいてて、いや「おんなはすっこんでろ」といいたいんではなく、時代考証も信用できない。
というか、日本の歴史もので、予告編に「アヤシイ若い女子」がでたら、避けて通った方がいいのかな。
あと、ニンジャ。なにそのバク転。「七人の侍」をすくなくともジュッペン見て、かっこういいというのがどういうことか、勉強した方がいいんじゃないかな。
伊賀者の集会では、全員、顔全開で、スパイ感ゼロ。
ニンジャを使いたいのはわかったから、でもってそれが時代考証を逸脱しててもいいから、せめて、格好良く描いて欲しいです。
石田三成も石田三成で、
戦争が終わったら、好きな女子と、海外を回って見聞を広げるんだ
……って、高校生か、お前。愚直な人物を描きたいってことだと思うのだけど、そんな人物が、戦国武将になんかなるのかなあ。
それぞれの武将についても、なんとかならんかったんですかね。ぼく、決して戦国時代が特に好きなわけではないけど、ここに出てくる武将たち、ただのチンピラみたい。見ていて、人物的な魅力が一切ない。実際そうだったんですかね。
あと、小早川秀秋。これ、本気なんですかね、司馬遼太郎さん。「本当は石田に加担しようとした」というの、そういう資料があるんでしょうか。映画を見ている限りでは、不自然でほんとうかどうか極めて怪しい描写に思えるのですよ。
さいきん、忙しくて、すこし空いた時間に……というより、時間を作って見たのに、こんなんだったら、関ヶ原について歴史の教科書を読み直すか、一回見たクロ現をもう一回見た方がマシでした。
監督も、そんなに過去作品悪くなかったので、期待しすぎたのかもしれませんが、二度と見ません。
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岡田くんと役所広司のコスプレ以外、見るべきところを感じませんでした。
以下、文句たらたらなので、本作好きな方は読まない方が良いです。
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というか、司馬遼太郎って一冊も読んだことがないのですが、こんなつまらない話を書く人なんですかね。
「不要女子」に関しては殿堂入りレベルだと思います。「火天の城」より、不要な女子が描けるとは思いませんでしたよ。もし原作にも、この本当にどうしようもないくノ一が出てくるんだったら、もお、司馬遼太郎は一生触れなくてもいいなと思ってしまいました。
どこかではいい女優さんなんでしょうが、セリフがペラッペラに薄くて、「犬と呼べ」とか、軽くてしょうがない。
挙げ句の果てには石田三成との叶わぬロマンスまで挿入してきちゃう。
史実にもなく、ストーリーの本筋にも関係なく、なにか人物の細部を理解するのに役立つわけでもない、「可愛いだけの女子*1」を入れないと映画を見てもらえないと持ってるんだったら、ほんとうに視聴者を馬鹿にするにもほどがあると思いますね。
あんまりにも堂々と女子が武士の世界にいてて、いや「おんなはすっこんでろ」といいたいんではなく、時代考証も信用できない。
というか、日本の歴史もので、予告編に「アヤシイ若い女子」がでたら、避けて通った方がいいのかな。
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あと、ニンジャ。なにそのバク転。「七人の侍」をすくなくともジュッペン見て、かっこういいというのがどういうことか、勉強した方がいいんじゃないかな。
伊賀者の集会では、全員、顔全開で、スパイ感ゼロ。
ニンジャを使いたいのはわかったから、でもってそれが時代考証を逸脱しててもいいから、せめて、格好良く描いて欲しいです。
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石田三成も石田三成で、
……って、高校生か、お前。愚直な人物を描きたいってことだと思うのだけど、そんな人物が、戦国武将になんかなるのかなあ。
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それぞれの武将についても、なんとかならんかったんですかね。ぼく、決して戦国時代が特に好きなわけではないけど、ここに出てくる武将たち、ただのチンピラみたい。見ていて、人物的な魅力が一切ない。実際そうだったんですかね。
あと、小早川秀秋。これ、本気なんですかね、司馬遼太郎さん。「本当は石田に加担しようとした」というの、そういう資料があるんでしょうか。映画を見ている限りでは、不自然でほんとうかどうか極めて怪しい描写に思えるのですよ。
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さいきん、忙しくて、すこし空いた時間に……というより、時間を作って見たのに、こんなんだったら、関ヶ原について歴史の教科書を読み直すか、一回見たクロ現をもう一回見た方がマシでした。
監督も、そんなに過去作品悪くなかったので、期待しすぎたのかもしれませんが、二度と見ません。