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ヘラクレス(2014年) HERCULES
画像表示切り替え監督: | ブレット・ラトナー |
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出演: | ドウェイン・ジョンソン、イアン・マクシェーン、イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ジョセフ・ファインズ、イリーナ・シェイク |
時間: | 98分 |
公開: | 2014年 |
ジャンル: アクション、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2017年09月06日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年04月12日 | 見た回数: 1回
本作は、神話のヘラクレスを知らないと多分面白さがちょっとへっちゃうんじゃないかな。本作のヘラクレスはいわゆる「12の難行」の後日談になっていて、ヘラクレスが妻子を殺してしまった後の話。
神話の世界とは一線を画していて、怪物は実在しないし、神の力も顕現しない。歴史ものふうなつくりになってる。
でも、戦争シーンは荒唐無稽にすぎるし、ヘラクレスの怪力具合も「神の力は顕現しない」といったものの、神話級に強い。
しかし、ヘラクレスがたいへんいいやつで、とっても憎めないんですよ。
挿話的に出てくる「12の難行」のシーンは、いまの技術でたいへんかっこうよく作られていて、これはこれで別に作ってほしいなというくらいよかったです。
抑制の利いた配役も見事で、ヒロイン(戦士の方)は、ちょっとニコール・キッドマン似でかわいかったです。
おすすめでもいいかも。
「ザ・ヘラクレス」を見た後にこれを見たからかもしれませんが、いや、適役ではないか。さすがはロック様。こちらのほうが圧倒的に出来がいい気がするぞ。いちいちわかってるなー。ってのを感じちゃう。
残念ながら昔シュワちゃんがやってたヘラクレスは見れなかったんですが、今やるとしたらロック様以外に誰がいようか?
アクション俳優なら、今もステイサムを筆頭にいろいろいるんですけど、スーパーマッチョ感と言うか、無駄に筋肉・・・ってのがちょっと足りないかなぁ。シュワちゃんのようなさ。「ワイルド・スピード」でどんどんゴツくなってるヴィン・ディーゼルとかいるけど、うーむ。スターのオーラが・・・ロック様と比べると、どうなんじゃろかね?
とにかくはまり役のロック様がとってもかっちょよくヘラクレス然としているのはそれだけでちょっと嬉しくなっちゃう。
「ザ・ヘラクレス」の方が神様とのハーフ感は話の流れ上出てくるのに対しこちらは純粋に強い人間だったりするはずなんですけど・・・、本人がそもそも本物みたいなもんですしねぇ。さすがはプロレス界で神様のような存在だっただけのことはある。
絵もカッチョよろしく、話も完結で間延びもしないし、「トロイ」の用に、神話感が薄く現実世界の話なんですけど、「せっかく神話の話なのに神の力は?・・・」といったもやもや感を生むことはなかった。まぁ、神話のひとみたいな主人公ですし・・・全面的に爽快な一本でした。しばたんが言うとおり、ぜひ、このメンバーで「十二の難行」をシリーズ化してもらいたいですね。
これはおすすめでいいんちゃうか?
追記:
「オブリビオン」と「アフター・アース」とか、「アルマゲドン」と「ディープ・インパクト」とか、同年度公開の似たもの映画はあるものの、これと「ザ・ヘラクレス」は似てるというにはあまりにも同じ作品過ぎる気がするなぁ。会社違うけど、もうちょっと調整しないものかね?
追記2:
「はやぶさ」も何本かありましたね。あれはまぁ、お祭りみたいなもんですけどヘラクレスは別段生誕何年とか、地球に帰還。とかもないんだけどねぇ。