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ニューヨーク1997 Escape from New York
画像表示切り替え監督: | ジョン・カーペンター |
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出演: | カート・ラッセル、リー・バン・クリーフ、アイザック・ヘイズ、ドナルド・プレザンス |
時間: | 95分 |
公開: | 1981年 |
ジャンル: SF、アクション、サスペンス |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2017年01月09日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年08月14日 | 見た回数: 1回
『アップルシード』好きで、メタルギアシリーズ好き(でも、ミリタリー好きではないんですよね。)だったら、これ見てないとモグリ、という作品なのは知ってたのですが、ずっと未見であたためていました。
ショーン・ペンほどじゃあないんだけど、カート・ラッセルもあんまり見たい顔じゃあないんですね。でも、最近ふとしたことで、本作の監督が、ジョン・カーペンターだったことを知り、こりゃ見なきゃ、といそいそと借りてきました。
なるほど、メタルギアシリーズに影響を与えたといわれればとっても納得なのですが、なんだか不思議な演出の多い映画でした。ジョン・カーペンター特有の間延びのある作り(ただ、なんちゅうかあんまり悪いもんではないので、表現が難しいのですが)や、これもなんとなくジョンっぽいっちゅうか当時代っぽいちゅうかのやけにピコピコした音楽もそうなんですが、やっぱりマンハッタン島をまるごと刑務所にして無法地帯にしてしまっている、という設定からして不思議なんでしょうか? 北斗の拳のような世界になってしまっているのです。
続編は「エスケープ・フロム・LA」なんですが、ロサンジェルスも無法地帯になってしまってるんでしょうか……。
確か、「エスケープ・フロム・LA」は見た気がするんですが(内容覚えてないけど)、こちらは初見のはず。
んー。当時見てたらもっと面白かったのかなぁ。いや、悪くはないんですよ。設定は面白いしカート・ラッセルもかっちょいい。
音楽なんてずっと頭にこびりついて離れなくなってるし、更に言うと、じわじわと結構よかったんじゃないだろうか。思い返してみると。みたいな気持ちにもさせられてるし。
ただ、いかんせん安っぽいというか軽いというか。当時としては別段気にならないであろうとこなんでしょうけど、今見るとちょっと物足りないんだよなー。ラスボスの怖さもそれほどでもないし(ま、現実的にはそうなんかもしれないけど)。
あと、いまいち緊張感が感じられないんですよねー。24時間制限の中でという条件付きなので、もっと時間が気になるのか。と、思いきや、以外に最後の方、そういやそうだった。みたいな感じでさ。
何回か見返してるうちにもうちょっと楽しめるようになる気もしています。全体像を把握した上での細かいところとかね。ただ今回はまぁ普通かなあ。