ガメラ2 レギオン襲来

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監督:金子修介
出演:永島敏行、水野美紀、石橋保、吹越満、藤谷文子、川津祐介
時間:100分
公開:1996年
ジャンル:
SF怪獣特撮

コメント一覧

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2021年06月03日 | 見た回数: たくさん

地球研での打ち合わせの帰り、尾内家に寄ったので視聴。引き続き、ガメラの保護者ヅラモード。

ガメラが飛んできた勢いで滑り込みながら火球を吐くシーンについては、たしかにカメラにもうちょっと工夫があっても良いと思ったけど、丞二の描写したカメラはたいへん格好良さそう。

こちらも丞二にすすめてもらった「ゴジラSP」が、ああもかっこうよく怪獣映画をアニメ化したのをみちゃうと、アニメもありかな、っっておもっちゃう。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年07月29日 | 見た回数: たくさん

レギオンが強すぎるので、奥の手を使ったら3の大惨事になった、という流れが好きです。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2011年09月17日 | 見た回数: たくさん

一度は草体の萌芽爆発に巻き込まれて倒されたガメラが、復活して巨大レギオンを阻止するために飛来する。

このとき、ガメラは着地の勢いで二本足で滑り込みながら、巨大レギオンを見据え、着地ざまに2〜3発のプラズマを撃つのですが、うーん、これがじつにかっこいい!

このスピード感のある動きは、残念ながらゴジラにはぜったいできないんだよなあ。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2009年10月08日 | 見た回数: 1回

柴田さんの評価も「おすすめ」だし、また一般的にも平成ガメラは評価が高いということで期待も高まる今作。
日本における怪獣の王者としては「ゴジラ」様がいらっしゃり、そのしもべ(モスラとかキングギドラとかね)が名を連ねてます。一方でその王者と対抗すべき「ガメラ」は名前こそ知ってはいるもののちょっと影が薄いんですよね。長島・王の影にいるノムさん的な実力はあるけど・・・。そもそも、よくよく考えるとガメラをまともに見るのは初めてです。
※ゴジラもハリウッド晩入れても5作見てるか見てないかくらいなんですけどね。

さて、初ガメラの感想はと言うと、「なかなか」ってとこでしょうか。

この辺りゴジラほどの思い入れがないというのもあるでしょうし、期待が少し高すぎたという所もあるでしょうが、そこまで絶賛。とまではいかなかったかなぁ。ただ、確かに評価が高いのもうなづける出来で、「我が名はレギオン〜」とかのくだりはカッチョイイですし、レギオンを食い止める戦いに挑む前の自衛官たちの「ヤバくなったら逃げるように・・・」とかその辺のくだりも素敵です。ちゃんと民間人を自衛隊ヘリで避難させたりもしますしね。あと、どういう原理でレーザーやらなんやらが放たれたりするのかは良くわかりませんが、それでもガメラをはく火をレーザーで打ち消したり、何やら良くわからない光線型の祝色がガメラを貫いたりとみどころ抜群のガメラvsレギオン戦はシブいです。

逆にちょっと残念だったところは、
1.ガメラが人間の味方し過ぎに感じたこと。これは映画の最後で「人間を助けたんじゃなくて、地球の生態系を維持・・・」とか言ってましたけど、ヘリが飛び立つギリギリまでかばってたような・・・。できればそういう感情論抜きで縄張り争い的に、「俺様の領土を踏みにじる変な生き物は許さん。人間は俺の貴重な食料だ!」くらいにあって欲しいなぁ。
2.以外と昼間のバトルが多いなぁ。夜の方がなんか怖い印象があって好きですよ。レーザーとかの光も映えるし。
3.これは見る順番とかにもよるんでしょうが、本体の形状とその他という関連性も含めて「スターシップ・トゥルーパーズ」やら「クローバーフィールド / HAKAISHA」に似てるかな?うーん。まぁ、宇宙生物ってのは昆虫型であーいう形状のほうが強くて怖そうで、且つ繁殖しやすいのかもしれませんね。

ということで、とっても良かったですがちょっとマイナスがあった分「おすすめ」まではいかないかな。

いや、それにしてもまさかラストが
「地球のみんな。オラに少しだけ力を分けてくれ」
だとはねぇ。

柴田宣史 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2009年08月09日 | 見た回数: 2回

「主が、おまえの名は何かとおたずねになるとそれは答えた。我が名はレギオン。我々は 大勢であるが故に……」
「聖書か」

突然ですが、名前に対するこだわりと言えば『BLEACH』です。始まった当初は一話完結っぽいいい感じのマンガだったのですが、徐々にジャンプ王道レールにのり、いまではパワーインフレの激しいバトルマンガになってしまいました。

このマンガ、「もうわかったよ」というくらい、名乗り合いのマンガです。何回「まだ名乗ってなかったな」という台詞を読んだかわかりません。いや、繰り返し読んでるからじゃないですよ。しょっちゅう出てくるのです。

でもって、突然ハナシは本題ですが、柴田家で怪獣映画の見所と言えば、「どんなふうに怪獣に名前を付けられるのか」というポイントがあり、諸処の怪獣映画でこのシーンはいいシーンになることが多いのですが、数ある怪獣映画の名付けのシーンの中でも「ガメラ2」のこの台詞はピカイチです。どの怪獣映画でも同様なのですが、独り言のようなつぶやきが、けっこう素早くオフィシャルな呼称となるのですが、ここも一介の自衛隊員の独り言です。

さておき、こんなところは些末な箇所でして、「続編は駄作」の法則を打ち砕く名作の一つです。「ガメラ 大怪獣空中決戦」は大人が楽しむ怪獣映画として、シブくイイ作りになっていると思うのですが、いや2作目のガメラ。単純に格好いいのです。レギオンのデザインはまああんなものかなという所なんですが、「13日の金曜日」のジェイソンが「フレディVSジェイソン」でえらくかっこうよくなっていて、あの素材をこんなにかっこうよくできるのかと思ったもんですが、いや、レギオンのガメラはたいへん格好いいです。

物語の運びもけっこうよくって、ちゃんと一作目から続くガメラ巫女とか、じつは3への伏線になるウルティメイト・プラズマ(ガメラ元気玉)とか、とにかくなんしか楽しい作りです。

というわけで、堂々の映画部おすすめ100作品めとさせてください。

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