この映画が「まあまあ」楽しめたのなら、私もそれなりにたくさんの映画を観てきたんだなあ、と。

原作はばりばり硬派なストーリーだったことが見て取れます。硬派なSF小説なんて「エンダーのゲーム」くらいしか読んだことありませんが、ときどきSF映画をみていると思い出します。これも似た印象。

＊　＊　＊

ちなみに「捻る（ひね・る）」「挫く（くじ・く）」と書いて「捻挫（ねんざ）」なんですね。どう違うのかと思っていました。

部長（丞二）宅でちらっとみたので、いちおう追加。僕はとっても好きな作品で、劇場に行ってよかったと思っているんですが、世間的には馬鹿映画で通っていますね。またハインラインの原作が好きな人にとっても許せない作品に仕上がってしまっているようです。まあたしかに重装歩兵でてこないと、『宇宙の戦士』を映画化したといえないような気がしなくもないですしね。

でも、ハインライン特有の「後半はクダクダ」というのは、この小説でも健在で、原作でも読んでて楽しいのは、僕にとっては訓練のシーンくらいでしたし、そう考えると、後半は映画くらいつくりのほうがよかったような気がします。