マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜

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監督:河森正治
出演:中村悠一、遠藤綾、中島愛
時間:120分
公開:2009年
キャッチコピー:
歌で銀河が救えるわけないでしょ
ジャンル:
SFアクションアニメ(日本)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2012年10月24日 | 見た回数: 1回

ジャケットからすると、アイドルアイドルし過ぎてしんどいかなー。とも思ったんですが、いやー面白かったですよ。途中若干だれるところもあるし、最近の作品のわりに妙に絵がへたっぴで「機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-」の時の使い回し感も一部では感じられたものの、総じて絵はきれいで歌は派手で満足。
若干女性受けを狙ったんじゃないかとおもわれる主人公の線の細い美形かがなければもっと…。ただ、一応野郎1女の子2の構成ながら、女性陣の活躍の方がメインに感じられたので(個人評)別にいいですかね。と。

初代作品(これしか見たことない)「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」とは敵が違っているようで、時系列が全然わからなかったです。
敵も半ば昆虫的なので、ある意味「スターシップ・トゥルーパーズ」に通じるようなね。おぉ、虫っぽいのにレーザー発射。とかね。
ところで巨人(ジャイアンツちゃうで)な人々はどうしたの?

やっていることの根底は三角関係にある男女が中心となり、歌に乗せてミサイル打ちまくったりするあれなのですが、ライブシーンと歌に載せた戦闘シーンがかっちょいいのは往年の作品と同様です。

ライブや戦闘シーンに関してはうぉ~~~。と気持よく見れたように思います。初代マクロスみたいにアイドルソングじゃないし(最近のマクロスはそうなのかな?)それも悪くはない。

ただ、せっかくのダイジェスト版でアニメ見なくてもダイジョウブかな。と思ってた僕からすると、いかんせん2時間に収めるべくサラサラとお茶漬けのように流れて行っちゃったんで、ちょっとわからない点が多すぎたかな。
アニメ版を見てる人前提じゃないと全体像つかむのは厳しいかもしれません。

でも、まぁ、いいでしょう。なんとなーくスケールの大きな話になりそうな予感を残しつつ、派手な歌と戦闘シーンで閉めて後編「劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜」に続く。みたいな感じなので、見終えたあとは結構満足感ありました。

前半のダラーッとしたいまいち入り込めない部分がなかったらもっと高評価だったかなー。

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