安定の王騎将軍（大沢たかお）のカッチョ良さに尽きる。

前半の嬴政の脱出劇がちょびっと長くてまだるっこしい。王騎と嬴政のトークにちらっとこんな事があったんだー。みたいで出てくるくらいで良かったんだけどなー。
というわけで、前半が惜しいのと、後半ええとこで思っきし次作につづいっちゃったのでもどかしさがたまらない。

気になる小栗旬くんにしても吉川晃司さんにしてもまだまだ期待値上げたままで持ち越されちゃったんで楽しみではありますが、今回のメインのラスボスに関してはもうちょっと頭脳派で苦戦させてくれても良かったのになー。とかは思いました。原作だとそうでもないんかな？ただ、約50人弱であそこを突破してあそこまでたどり着くとなると、趙の国の兵士の実力がちょっとなー。とか思っちゃうんだよなー。

中盤からラストの勝利までの過程については文句なく楽しかったですよ。王騎将軍がほとんど戦わないのに存在感抜群だったり、前作よりも密度の濃い飛信隊（前は一兵卒でしたが）のバトルシーンなど、戦況にもしっかり絡んだ活躍はいいですよね。アクションも相変わらずのワイヤーアクションもそうですけど、羌瘣とのコンビでの突破など楽しく見さしてもらいました。

早く続きが見たいところなんですけど、評価としてはやっぱりちょびっと前半部分が足引っ張ったんでなんともねー。終わりよければ。という判断もできなくはないんだけど。あと、これ、多分3と4で一本みたいな物語なのでまとめて見ての評価が妥当なのかもしれない。ま、見れるようになったら（今年公開作品だしね）ウキウキしながらまた見ます。

追記：4で完結。みたいなのが流れてたみたいですけど、続編もちゃんと作り始めてるようでホッとしました。マンガ読んでないけどまだ完結してない作品なので、なんとかいい感じに続けつつ・・・（役者さんの年齢とかにも影響するけど）ハリー・ポッターみたいに納得の作品として続けてほしいですね。