沈黙のステルス FLIGHT OF FURY

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監督:ミヒャエル・ケウシュ
出演:スティーヴン・セガール、スティーヴ・トゥーサン、アンガス・マッキネス、マーク・ベイズリー
時間:98分
公開:2007年
キャッチコピー:
オヤジ、空に挑む。
戦闘機に乗り込み、遂に空をも制す!
ジャンル:
アクションサスペンス

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: ざんねん | 見た日: 2011年02月22日 | 見た回数: 1回

お、日本のWikipediaに記事がないじゃないか。あの沈黙シリーズなのに。さてさて、アマゾンじゃエライ酷評ぶりの(アマゾン以外もかな?)今作。まぁ、沈黙シリーズなのでやってることは基本的に変わらないですよね。無敵のあの男が、なんやかんやで軽々と敵をやっつける。と言う・・・。

が、今作、意外に彼が肉弾戦でバッタバッタと敵を倒していくシーンがちょっと少ない気がしたんですよね。戦ってるシーンは多いんですが、んー、なんというからしさにかけるというか切れがないというか。ちょっとお年を召したせいか丸く見えたし。「沈黙の戦艦」もこんなもんだったっけ?

まぁ、そうは言ってもマリオで言ったらスターを取り続けてる状態ですんで、どんな敵が来ても恐るるにたらず。ひとり無人の野に降り立ったかのようでした。味方やらサポートメンバーいらんやん。とか思っちゃう。

さてさて、それはそうと、ちょっと今作については他のとこで気になりましたな。まず、タイトルのとおりなので、戦闘機に乗り込んじゃうわけですが、その乗り込んだあとのシーン(飛んでるとことかドッグファイトとかね)がなにやら妙に他のシーンとあっていない古い絵だったり、なんか見た事あるようなシーンの絵だったり・・・。
「ジュラシック・プラネット」の秘密の場所で書いたような、使い回しも随所に見られ、「お、またこのステルス上から撮った構図かね。なんか映画じゃないやつで見たような・・・」「あれ?これもおんなじ絵だよね。多分さっきのと」というのが連発。

また、不思議なことに空母から飛び立ったF14戦闘機(「トップガン」で有名)が攻撃シーンになるとF16に変わり、ステルスと対峙するF16が今度は他国の戦闘機(名前忘れたな。エリア88で見た気がする)に変わったりと変幻自在。悪名高い「ステルス」っていう映画が、おぉ、すごい真面目に作ってるじゃないか。と思えてくるようないい加減さ具合でちょっとがっくし。

前半こそ、まだ使い回されてることも知らずわくわくして見れたんですが、中盤以降グダグダ具合が加速して、なんとも悲しい出来の「残念」映画でした。

でも、沈黙シリーズをということを加味すれば、そんな周りのことを気にしてちゃダメなのかな?だってあの人はいつも変わらず無敵なんですもの。

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