沈黙の鉄拳 A DANGEROUS MAN
画像表示切り替え監督: | キオニ・ワックスマン |
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出演: | スティーヴン・セガール、マーライナ・マー、ジェシー・ハッチ |
時間: | 90分 |
公開: | 2010年 |
キャッチコピー: Dandy! Dynamite!! Dangerous!!! オヤジだって、3D!? | |
ジャンル: アクション |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2014年10月31日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2011年03月08日 | 見た回数: 1回
ムービー、オブ・ザ・セガール、バイ・ザ・セガール、フォー・ザ・セガール
どんだけ好きやねんという沈黙シリーズですが、イヤー満足満足。やっぱりセガール作品はこうでなくてはね。
ストーリーは単純明快。いつものようにもと軍人。もと特殊舞台で殺人のエキスパート。で、いまは一般市民。ちなみに、これと警察ものの作品を合わせたらセガール作品の95%は押さえたも同然です。
そんな彼が事件に巻き込まれ、軽々と力で解決するという単純なルール。今回の敵はチャイナマフィア・警察、さらにはロシアンマフィアで絡んで大騒ぎ。というお話です。妙にロシアンマフィアがカッチョよろしいな。
ここ最近「沈黙シリーズ」という名前に騙され続けてたわけですが、そうなんです。今作みたいなのが見たかたわけですよ。セガールが戦い、セガールが叩きのめし、セガールが解決する。ストーリーの奇抜さも派手なCGもいりません。
なかには出てるだけで活躍しない「沈黙のテロリスト」みたいな作品(でも主役やけどね)もあるんで油断大敵です。是非とも沈黙のなをつけるレギュレーションをつくってもらいたいものです。(ん?セガールが出ているかが基準?なるほど・・・)
そう。ただ、彼がいるだけですべては丸く収まるんですね。かのリンカーン大統領がゲティスバーグ演説で語ったというあの言葉(冒頭にて記載)を皆が思い出すに違いない。
今作、久々にセガール作品を堪能できたなー、という気持ちでいっぱいです。まぁ、禅マスター加減は弱いんですが、それを補ってあまりある戦闘能力。
009でいうところの加速装置、ガンダムOOで言うところのトランザム。一人だけ特権のように格闘シーンが早回しになり、軽々と叩きのめすという新たな格闘テクニックを見せつけてくれました。その破壊力は圧倒的で、中国人民軍の精鋭舞台を壊滅に追い込むほど。きっとCG全開で戦うネオ(「マトリックス」ね)でも敵わんだろうなぁ。
お年を召してきて体も丸くなり、動きも落ちてはくるわけですが、その辺の衰えを技術でカバー。ファンをがっかりさせない配慮・優しさでしょうかね。次の作品はきっと3倍界王拳を見せてくれるんでしょう。楽しみなところです。
ということでセガール作品が満喫できた今作。異例の「なかなか」で。いやーまさか沈黙シリーズでなかなかが出るとはねえ「沈黙の戦艦」くらいしか出ないと思ってたんだけどなー。
個人的には満足ではあるんですが、なかなかあたりは少ない沈黙シリーズの中で、今作は比較的まともな1本。じつは2回目の視聴なんですが、それでも新鮮に見れるのは沈黙映画の良い所でしょうか?一回見て、満足しても何ら頭に入っていないというね。
途中まで全然前見たことに気づかなかったんですが、そもそも舞台というかテーマというか、セガールの有り様が一貫しすぎていてブレがなさすぎる。しかも無敵。
見てるんだか見てないんだかわからなくなるのもしょうがないってなもんですよ。
珍しいあたりの沈黙作品。それはセガール以外が頑張ったからにほかならないんですよね。中国人の軍人はなかなかにプロ根性を感じるし、相棒となるロシアマフィアもいいおっさん味出しててランバ・ラルさんみたい。
新鮮な気持ちで2回めの視聴も終えて、なお満足度高し(内容は頭から消えていってるけど)。セガール見るならな作品であれば、ベスト4進出あたりは狙えるんじゃないだろうか?
「エクスペンダブルズ」ぷりーず!