実はかなりの環境系映画だったりするんで、「不都合な真実」とか、そーいう店に並ぶべき映画かもしれません。
ただし、セガール印なのには間違いがないわけで、悪いやつは必ずやられます。環境に目覚めたセガールさんは、環境破壊に関与している元所属企業に裏切られ（いつものパターン）、死にかけ（いつものパターン。絶対死なない）、東洋・やマイノリティな精神に感化され（これもパターン化されてる。ただ、これはもともとの場合もある）、あとは破壊あるのみ。

イヌイットの女の子に「警察」や「マスコミ」にという平和的（というか極まともな）意見を「役に立たないし、こっちのほうが早いから」というだけの論点で一蹴し、即行動。彼なら出来ることでしょう。

環境に配慮している割にあんな大規模な石油プラント（化学プラントか？）を破壊したら、それこそ環境には大ダメージを与えそうな気もするんですが、そのへんはセガールの力によっ手抑えこんでることでしょう。軍人＝傭兵たちを寄せ集めただけの小隊なぞ、一捻りですってば。

環境団体の方々、セガールを雇いませんか？最近はリアルに警察官として忙しい日々を過ごしているらしいですが、彼一人雇うだけで地球に優しくない企業なんてなんぼでも壊滅できることまちがいなし！

いやー、この辺のセガールは動きにも切れがあり、シャープで早くて、無敵度合いがより一層感じられますね。とか見てるうちにふと思ったもんです。
アメリカにはチャック・ノリスという洒落にならん怪物がいてますよね。ガチでやったらどっちが強いんだろうか？
そんなアメリカ人の夢を反映した映画「エクスペンダブルズ」シリーズなんですが、残念ながらセガールは入っていません。

全盛時のセガールvsノリスとか、想像しただけでワクワクしませんか？

日本にはそんだけ圧倒的なバケモノは、実際にはいないなぁ。マンガだったら範馬勇次郎とか宮本武蔵（刃牙）とか江田島平八とか、そんなバケモノがいたりするんですけどねぇ。

大山倍達とか？？

追記：
基本的にはこの辺から沈黙シリーズが始まったという認識ですかね。沈黙の戦艦シリーズ（あの無敵のシェフ、ケイシー・ライバックが主人公のやつね）をまじめにあと数本作ってくれてたら間違いなく「エクスペンダブルズ」入りだったと思うんだけどなー。