ワイルド・スピード MEGA MAX FAST FIVE
画像表示切り替え監督: | ジャスティン・リン |
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出演: | ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソン、タイリース・ギブソン |
時間: | 130分 |
公開: | 2011年 |
ジャンル: アクション、サスペンス、犯罪 |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2018年05月21日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2014年08月06日 | 見た回数: 1回
先日見た「大脱出」でスタローンとシュワちゃんが出てうぉー。とか言ってましたが、じゃあもうちょい若い所(と言ってもそこまででもないけど)ではどうかと言われると、ザ・ロック様ことドゥエイン・ジョンソンは、ピックアップしてもそんなに違和感ないんじゃないでしょうかね?
一方でいつのまにやらガタイがどんどん大きくなってるヴィン・ディーゼル。もうちょっとスリムで動ける印象(「トリプルX」とか)だったんですがねぇ。
ということで、先日なくなったポール・ウォーカーさんの遺作(かな?)な今作。なんといっても見どころは「ヴィン・ディーゼル vs ドゥエイン・ジョンソン」でしょう。
「大脱出」では歳のこともあって若干抑えめなアクションだったのに対してこちらはガチで殴りあったりもすれば、バックドロップ決めたりしてレスラー魂全開にぶつかり合います。
あのシーンが実質この映画の最大の見所なんじゃないかと思ったりもするんですが、いやいや、本編もとてもよろしい。この映画の真骨頂(殴り合いじゃない)のカーアクションも、強盗準備段階など、まさに「ミニミニ大作戦」を彷彿とさせる展開もある。全4作のめぼしいキャラクタ(東京編含む)も出てくるし、豪華なものです。
ただ、これがなんとも悩ましいことに実行前にザ・ロック様登場でスーパー肉弾戦バトルになっちゃったこと。これはこれで悪くないだけに非難しにくいところですが、やっぱり完璧なルパン的強盗を見たいなぁ。とかね。とはいえ、ラストのカーアクション込みの強奪シーンも悪くなけりゃ、最後のネタバラシのオチだって若干「ミニミニ大作戦」パクっ・・・彷彿とさせるものの悪くはない。
豪華幕の内とんかつ唐揚げ弁当みたいなもんなのです。
前作「ワイルド・スピード MAX」よりもCG臭さが減ってて、よりゴツくなった男の子映画。実にお腹いっぱいになりました。久々の頭空っぽにして見るべきオススメ映画でした。
やりすぎて無い無茶苦茶っぷりのバランスがよろしい。EuroMissionは普通の車じゃないやつが出てきたりと、純粋な車使ったアクションかと言われると、まー、タイヤは付いてるけど・・・みたいなのも出てくるしさ。
あと、なんと言っても今回から登場のロックさまの主要キャスト二人を食ってしまうパワフルっぷり。かっちょいい。
誰かが『プロレスラーは、本当は強いんです。』って言ってたと思うんですが、マッチョな俳優で今をときめく筆頭。ステイサムも強いんですが、パワフル&マッチョなシュワちゃん的な立ち位置だとどうしても線が細いじゃないですか。
さすがにセガールの牙城を脅かせるかと言われると、死なない(と決まっている)孤高の人なので比較するのはナンセンスではありますけど、程よろしくシュワちゃんの後釜的立ち位置はキープしたと言っても過言じゃなくないかい?
ということで絶妙の面白さにロック様の調味料も加わった今作。サイコーです。