仮面ライダー×仮面ライダーフォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
画像表示切り替え監督: | 坂本浩一 |
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出演: | 福士蒼汰、渡部秀、桐山漣、菅田将暉 |
時間: | 95分 |
公開: | 2011年 |
キャッチコピー: 2011年冬、MOVIE大戦が〈進化〉する | |
ジャンル: アクション、特撮、ファミリー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2012年06月09日 | 見た回数: 2回
石田憲司 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2012年05月29日 | 見た回数: 2回
かろうじてわかりそうなのが、プリキュアの前にやってる最近2作「オーズ」「フォーゼ」。オーズは何やらちょっとダークでまじめに見てないんですが、フォーゼは学園もの。密かにフォーゼは楽しませてもらってたという下地のもとライダー祭り3作目。ちょっとはわかってきたかなぁ。という意識に全然ならないのが不思議ですが、最後を飾るのは新作のこれ。
さて、本作5部くらいを上手く収束していく構成。
第1部は昭和ライダー。伝説の7人ライダーという立ち位置らしいです。まともにストロンガー見たんは初めてでしたが、一番偉そうでリーダー各なわりに、ヘルメットかぶっただけに見えるライダーマンより造形はカッコ悪い。世界各地でそれぞれ大活躍中!
2部?オーズのお話。なんとなーくわかってる背景の下、新たな敵が未来からいらっしゃったそうな。未来のちょっといかれた戦いを求めるライダーと心弱い未来のライダーを交えての戦い。本編でいなくなった(らしい)相棒のアンクも登場。
結構派手なアクションシーンの末なんとか撃破!未来のライダーも帰還し、相棒も消え、ひとまず一件落着・・・か?お、悪の集団だ!大事なコアメダルを奪われた!
3部。仮面ライダーW登場。二人一組でなんかしそうな雰囲気なのに「せんべい汁」のせいで一人で戦う事に。
仮面ライダージョーカー?知らん!Wじゃないのか?
でも強くてばすばすやっつけちゃうのだ。しかもなんかかっこいいぞ!悪の集団は引き継いでますな。これが今回のメインの敵のようである。ショッカーでもないようですな。
4部。フォーゼ、キター!
まるで「天空の城ラピュタ」を思い起こさせる演出でなぞの少女が空から振ってくる。弦ちゃん(フォーゼに変身する高校生)がパズーばりにキャッチ。あら?一目惚れ?まさにラピュタかのようではないか。
さらにはその少女、変身しちゃう。それこそフォーゼみたいに。女性ライダーて・・・ともっと気分は落ち込むかと思ったら、意外に許せるのが不思議でした。
少女・恋した相手は実は・・・。なんだかんだでその少女は奪われ(殺されと言う表現はちょっと違うかもしれません)涙するフォーゼ。
で、それを助ける仲間(の高校生)達。時間稼ぎのためだけに体を張ってかなわない敵に向かって行くのだ。ででーん。なんてベタな。
でも、実はここでぐっときてひっそり涙した事は内緒である。
〆。オーズがお向かえ。Wト合流。平成ライダー合流。その後捕まっていた伝説の7人も解放。強大な敵と戦いまくり、最後はなんと(自主規制)で・・・で、エンディング。
あえて難点を言うとこの辺りのラストのバトルシーンがワイヤーアクションとコンピュータグラフィックとのミックス。で、CGでやっちゃったパートがハリウッドのアメコミ作品とかと比べるとさすがにちょっとしょぼいなー。残念だなー。と。いっそ全部ワイヤーアクションで頑張ってくれた方が良いのに。とか思いました。
いやー、おもしろかった。
まず、過去のライダーとの絡みが密かにうまい感じで描かれてるのも良かった。フォーゼの彼がまた高校生で勢いがあり、他のライダーと空気感が違うのでその辺のギャップが微妙な面白さをうんでますね。
Wとの絡みやストロンガーの「そんな事より・・・」と若干あきれ気味に言う所など、も好きですよ。
話もとにかくトントン拍子に進んでいって、飽きさせない。まぁ、そう感じるのは僕の子供心をくすぐられまくっているからなのかもしれませんがね。
また、それぞれの話が収束して行くと言う話の展開も好きな感じでしたしね。
あと、前に見た「将軍様」や「レッツゴーライダー」の2作と違って、えらくアクションシーンもしっかりやってるし見応え抜群。変身前も変身後(ちょいワイヤーアクション過剰気味ですが、そんなもんかな?)もちゃーんと体はって戦ってるのですな。
で、また結構動けちゃうのだ。
前述のCG処理や、女性ライダー・未来からのライダーなど、若干惜しいなー。ってのも所々あるのですが、それをふまえてもこんなに楽しめるとは思ってませんでした。
将軍ショックからのギャップ?
見た時のテンションの問題?
男の子(大人の男性も除く)にしか受けない?
まぁ、いろいろと考えられますが、個人的には2回続けてみた上でそれでも評価が下がらなかったですしねぇ。
「えー、仮面ライダーにー?」
はい、だってとーっても面白かったんだもの。
映画を見てからあらためて読むと、石田さん、ストーリーをかなり詳細に書き起してるんですね。しかも大変お気に召したそうで。
息子がね、見たがったので、二連ちゃんで見たんですよ。でも、やっぱりまあまあだったなあ。残念ながら石田さんほど乗り切れず、涙腺を刺激されるような箇所もなく……。
テレビはいっさい見ていないので、よくわからないままではあるのですが、「オーズ」はなんとなく2〜3本見てるので、「タトバ、タトバ、タットバ♩」もわかるんですね。
「フォーゼ」は完全に初見。登場人物は元気がよくて、オーズより好感が持てるくらいなのですが、「キター!」はなんかちょっと時代に乗り遅れてる感じがしないでもない。
「ダブル」は……これも全然わからないのだけど、どうやら探偵のようなものらしいことはわかってる。
いつも思うんですが、悪役や脇役がそれぞれちょっとキレ気味で面白いですよね。「イカでビール(別の作品)」や「happy birthday!」とか、そんなにハイテンションでいいのかいな、と。