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ダイアリー・オブ・ザ・デッド DIARY OF THE DEAD
画像表示切り替え監督: | ジョージ・A・ロメロ |
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出演: | ミシェル・モーガン、ジョシュ・クローズ、ショーン・ロバーツ、エイミー・ラロンド、ジョー・ディニコル |
時間: | 95分 |
公開: | 2007年 |
キャッチコピー: 世界の終わりに、生き残れるか──。 | |
ジャンル: ホラー、フェイク・ドキュメンタリー |
コメント一覧
柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2009年06月07日 | 見た回数: 1回
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ずいぶんと期待をしてたのがまずかったのかなー。典型的イマイチ映画でした。
ゾンビ映画の巨匠が、「クローバーフィールド / HAKAISHA」などで使われてる、いわゆる「ポイント・オブ・ビュー(「主観撮影」だそうだけど、ほんとうは「視点」くらいの意味ですよね?)」「フェイク・ドキュメンタリー(こっちのほうがしっくりくるかな)」という、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」以降の流行を、「やってみたくて作っちゃった」という感じ。
結果、なんだか言い訳がましさが、歯に挟まる爽快感のないホラー映画に仕上がっているように思いました。
以下、言い訳の例ですが、
・恐怖感を共有したいので、あとで編集して音楽をつけた
・こっそりテープを拝借してきて、録画をためておいた
・Youtube などの映像を編集した
とかで、とりたい構図がフェイク・ドキュメンタリー手法の手に余るときは、平気でいろんなところに逃げちゃうんです。だったら、そんな手法、みてて酔うだけなので、やんなきゃいいのに。
ところどころいい絵はあるんですが、「さすが巨匠!」というほどでもなく、あ、そうそう、もういっこアレなのは、「メタ・ホラー」です。「スクリーム」で鮮やかなんですが、ホラー作家だったら一度はやりたい、「ホラー映画って○○だよね」というやつなんですが、これもなんだかちょっと陳腐なんですよね……。
ジョージ・A・ロメロに通底する「ゾンビよか人間の方が怖いぜ」というのが、ちょっとよかったくらいかな。