あれ、石田さん、残念なんだ。

丞二から「子供たちがゲームをするようになったのだったら、きっと楽しいよ」と勧められて、家族で視聴。

たいそう彩度の高いゲーム内の世界で、とっても元気のいいライアン・レイノルズが見られて、うちではけっこう楽しみましたよ。

「デッドプール」が面白かったからって、その主演俳優が出てる作品が面白いかどうかは別ってのは「グリーン・ランタン」で知ってたはず（いや、別にあれ嫌いじゃないけど）なんだけど、なんとなく予告編で面白そうだったんで期待はしてたんですよ。

が、んー。あれ？面白くないぞ。

ちょっと変形して、今の世相に合わせた「トゥルーマン・ショー」なんだけど、なんだろね？たぶんゲームの世界への関わりの薄さが大きいかも。モブキャラがどんな存在か。とかは知ってるんだけど、そもそもこの手のゲーム全然しないんでピンとこないのだ。ゲーム主題で行くなら「シュガー・ラッシュ」のほうがわかりやすくて面白かったしね。

一方で現実社会側の話はというと、これもあんまり面白くないんだ。ゲームのコード盗作だとか、頭のおかしい経営陣だとか天才ゲームプログラマーだとかもいるにはいるんだけど目を引くものもない。ミスター・アンダーソン君くらいキャラが立っててゲームの世界に乗り込んでいって世界を再構築くらいしてくれりゃいいのに・・・。

そんな悪い話じゃないし、最後生き残るところなんかも無理なくうまく収まっていい感じでエンディングを迎えたりもするし、なんか知らんけどどんどん成長してく過程なんかも楽しく見れたりはするんだけど、トータルみ終わった感想として面白いかと言われると、「いや、ごめんつまんなかった。」となっちゃうなー。

てなわけでさ。期待してただけに余計につまんなさ際立った気がします。ゲームの世界が身近にある人だとまた違ったりするのかもしんないけど、個人的にはがっかり感も加味されてこんな評価。まーそのへんは人それぞれなので。