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紀元前1万年 10,000 BC
画像表示切り替え監督: | ローランド・エメリッヒ |
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出演: | クリフ・カーティス、カミーラ・ベル、スティーブン・ストレイト |
時間: | 109分 |
公開: | 2008年 |
キャッチコピー: 誰も見たことのない世界は、「過去」にあった。 | |
ジャンル: SF、アドベンチャー |
コメント一覧
石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2025年03月10日 | 見た回数: 1回
柴田宣史 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2008年10月04日 | 見た回数: 1回
巨大なバジェットを与えて大味な映画を作らせたら世界で五本の指に入るエメリッヒですが、僕自身はその大味さがちょっと好きなので、評価も甘めです。
しかしのぐちも指摘していましたが、時代考証を完全にほっぽらかして、鉄器、マンモス、ピラミッドの混在させちゃうんだったら、タイトルをかえた方がよかったでしょうね。家畜の歴史が紀元前8,000年頃からで、紀元前10,000年だったら石器時代ですものね(「紀元前10千年紀以前 - Wikipedia」を参照されたし)。
でも、いろいろさておき、ぼくも、一人の白人がたくさんの黒人を引き連れてうまくやっていく図というのは、地理上の無理のほかに、幻想上の無理というか、ちょっと気色悪さを禁じ得ませんでした。
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わーい、エメリッヒまつり。というノリでもう一本。
あれ?何を見せられてるんだろう。という冒頭。エメリッヒ=地球ぶっ壊せ。という固定観念がだめにしてますね。
で、ンー。なんかその状態がずーっと続いて、ピラミッドまでたどり着いたぜ。が、やっぱり、何を見せられてるんだろう?エメリッヒらしさどうした?という中盤。しかしだよ。ほれ、ピラミッドといえば思い出すものがあるじゃないですか。「スターゲイト」。
きっと神と名乗ってるやつが宇宙人で、巨大宇宙船で滅亡の危機・・・あれ?倒しちゃった・・・。いや、まだ希望を捨てるのは早い。真の黒幕は意外なところから現れるのだ。マンモス的な巨象が・・・。エンドロール。
いやね、話的に別に悪いわけじゃないんですよ。独立開放と、連れ去られた妻を取り戻す英雄が英雄になっていく話だし。が、求めてるのは破壊なのですよ。そう。街を壊し地球も壊しちゃう勢いね。
その点では今作。最後船燃やす。とか、ピラミッド壊す。というところまでは行ったものの、時代が時代で、かつ超高度文明もでてこないからビームとかレーザーだの爆薬だのがでてこないんで物足りないことこの上ない。昔の生物(サーベルタイガーとかマンモス)とかは結構良かったんですけど、やっぱりなんともなー。というかんじでした。
ので、評価はこれです。
別に面白くなかったわけじゃないけどね。
「アポカリプト」みたいなんと同列で見たほうが面白かったんかもしれないなー。