石田さんほめてたので家族一同で視聴。

うん、手堅いアクション映画でしたね。家族の評価も上々でした。

見終わった後、娘に、これ「300」の主人公だよ、と教えたら、びっくりしてました。

改めて見てみた。うん。面白かった。

ざ、マッチョな男のアメリカーンな映画。というところですかね？出てくる女性陣もマッチョで力強い。コメディ要素などいらんのだ。という感じです。

まぁ、一言で表すなら「ダイ・ハード」×「96時間」。

ただし、ジョン・マクレーンのおちゃめさはないし、リーアム・ニーソンの娘大好き感もなく、ただただシリアス一本槍。
まぁ、例の如く力で押せ押せ。という頭を使わない軍のお偉いさんの無能さとかは笑えると言ってもいいけどね。

ちなみに、以前最強マッチにジェイソン・ボーンは入れてもいいんじゃないか？という事書いたんですが、このシリーズのジェラルド・バトラーもありなんじゃないかなぁ。とか思いましたよ。「300」でもアクション無双っぷり発揮してるらしいですし、少なくともリーアム・ニーソンよりは格闘戦も強そうですしね。

アーロン・エッカートが大統領をやるんだなぁ。とかほんのり思ったりしました。やっぱり「サンキュー・スモーキング」の印象が強い彼ですからねぇ。

さてさて、主役はジェラルド・バトラー。マッチョです。とにかくマッチョです。ムキムキです。これくらいムキムキアクションキャラとして定着したんだったら「エクスペンダブルズ」入りも時間の問題かな。と思ってしまう僕なんですが、「300」ほど、他の映画がはやってないってのは大きいのかなぁ。そこまでアクション俳優として名を馳せる感じでもないのか。

今作は、ガッツリアクション俳優ですよ。たった一人でテロリスト50名弱を崩壊に導くんですから。また、正義のヒーローらしからぬイサギの良い殺しっぷり。テロリストしか殺さないんですが、そりゃもう、すっぱんすっぱんと銃で頭を撃ち抜きます。
でも、無敵のヒーローかと言われるとちょっと厳しくて、たしかに強いし死なないんですが、「ダイ・ハード」的な周りは敵ダラケ。味方は声だけ。みたいな緊迫感もあってそこは面白い。

敵もさるもので、そりゃもう主人公と同様に作戦の邪魔になりそうな奴はかたっぱしから殺すし、自殺テロも全然国しないあたりがなんとも怖いもんです。
とはいえ、あんなに簡単に、世界最強を誇るアメリカの中枢が落ちるとは思えませんし、現実離れしてはいるものの、世界的なピンチまで発展したりとなかなかに悪くなかった気はします。