ルパン三世 DEAD OR ALIVE

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監督:モンキー・パンチ
出演:栗田貫一、増山江威子、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫
時間:97分
公開:1996年
ジャンル:
サスペンスアニメ(日本)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: まあまあ | 見た日: 2011年11月23日 | 見た回数: 2回

絵柄が妙に現代(というか今のテレビスペシャル版)風味で、昨今のテレビシリーズに通じる何かを感じました。うちの奥さんも「これルパン?ガンダムみたいな絵」とのこと。評価の妥当性とガンダムのとの関連はともかくとして、確かに初期の3作と比べるとイマドキ。

僕もいろいろと最近のアニメも見てるんで、もうちょっとなんか言いようはあるとは思うんですが、ただ、土曜日の昼間などにやってたテレビシリーズに慣れ親しんでいるとやっぱりちょっと違和感を感じる出来でしたかね。

映画自体に関しては。クーデターだの政治だのと言うサブ(メイン?)ストーリーとの平行線で、これが邪魔してどうもうまいことルパン一味に焦点が当たってない印象でしたね。

べつにアムロ(の声の役)のクーデターネタがどうこうってのは興味がないんですってば。お姫様はどこいった?結局のところルパンの変そうだとしたら、彼がクーデターを成功させたの?等など、お国の問題に絡むストーリーは全然いらないんだな。

出来れば、たまたま圧政の暴君をルパン一味が盗みを働く過程で殺しちゃって、結果的にクーデターだの解放だのに結びつく。位ならよかったのになぁ。

ただ、監督はモンキーパンチさん本人。ってことは、原作もこの手の感じなのかしら?ウーム。わからない。

本編に通じるハードボイルドな感じは嫌いじゃないですよ。特に「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」でがっかりしたとっつぁんの真の実力が描かれていて、ものすごくかっちょいい敏腕刑事っぷり。ファンとしては嬉しいシーンでした。
ルパンが出てるシーンにかんしては(絵はともかくとして)派手で爆破も殺しも何でもござれで満足度は高いので、よけいに惜しい。

ルパンが出てない(からんでない)ところの話がせっかくのルパンを見るっていう気持ちの盛り上がりを阻害してた印象です。もったいない。

さて、映画に関しては後1本あるんですが、正直山田康雄でもクリカンでもないルパンはちょっとねー。と思うんで見なくていいかな。もしかすると食べず嫌いになるだろうか?

ルパン三世 カリオストロの城」「ルパン三世 ルパン VS 複製人間」「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」以外は別に見なくてもという現時点の総括でした。また後日見たら違う印象でしょうかね?

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