スター・ウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃 Star Wars Episode II: Attack of the Clones

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監督:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、ジョージ・ルーカス、ジョナサン・ヘイルズ
時間:143分
公開:2002年
ジャンル:
SF

コメント一覧

尾内丞二 | 簡易評価: おすすめ | 見た日: 2010年02月12日 | 見た回数: たくさん

柴田のコメントがあまりにしょっぱいですね。

『宇宙を舞台にしただけのラブロマンス』

…良かったじゃないか。
『舞台が宇宙でもないラブロマンス』でなくて。

さて、皆さんご存じの通り“STAR WARS”は全6作で成るスペース・オペラですが、観る順番は4→5→6→1→2→3が正しい。
そして全体を通して一つの作品と考えるならば、この物語の主人公はアナキン・スカイウォーカーです。

エピソード6からの長いスパンの後、エピソード1が公開された時、そのポスターが非常に印象的だったのを覚えています。
惑星タトゥーインに一人で佇む子供。しかし後ろに伸びる影はダース・ベイダー。

この可愛い子供が、続くエピソードのどこかの時点でダークサイドに堕ち、マスターを含むジェダイを皆殺しにするのかと思うと…。

…で、このエピソード2。
にわかスターウォーズ・ファンの皆さまは『ダークサイドに堕ちる』を『魔が差す』とか『血迷う』くらいに考えているのかも知れないが、この作品の中で『ダークサイドに堕ちる』というのは本当に悲しい出来事なのである。

そしてヒトが本当の悲しみを味わうには、つかの間の幸福に触れるのが絶対条件。持ち上げて、落とす。
エピソード2は『持ち上げる』パートなのである。

その甲斐あって続くエピソード3では、そりゃあ見事な堕ちっぷり。アナキン坊やも『グレなきゃおかしい』ぐらいのメに会います。

そしてただただ『持ち上げる』パートの本作でも、ダークサイドの深淵がアナキンを見つめるシーンがある。
砂の民のキャンプで誘拐された母を見つけるが、母はすでに絶命寸前。自分の腕の中で死んでいった母を傍らに置き、砂漠の民を問答無用で皆殺しにするのだが、翌日、その事をパドメに告白するシーンがそうだ。

『怒りに任せて皆殺しにした。女も子供も関係なく…。』
と語るアナキン。

その時、静かに流れるBGMが変調し、一瞬だけ『ダース・ベイダーのテーマ』に変わるのだ。

シリーズを通して観てきた者は背筋が寒くなるシーンである。

他にも、エピソード5・6に登場してカルト的な人気を博した賞金稼ぎ“ボバ・フェット”の父親“ジャンゴ・フェット”が登場したり、それまでファンの間で『コイツ、ホントに強いのか?』と疑問の声があったマスター・ヨーダの本気具合が見れたりと、スターウォーズ・ファンならば必見のカルト要素が満載です。

柴田宣史 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2008年07月01日 | 見た回数: 1回

見た人見た人が、「宇宙を舞台にしただけのラブロマンス」といっていたのが印象的でした。マトリックス・リローデットと同じで、映画に於ける「真ん中の子は貧乏くじ」の典型かと。

石田憲司 | 簡易評価: なかなか | 見た日: 2008年07月01日 | 見た回数: 未記入

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