ベクシル 2077日本鎖国

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監督:曽利文彦
出演:谷原章介、黒木メイサ、櫻井孝宏、曽利文彦、大塚明夫、朴ロ美
時間:109分
公開:2007年
キャッチコピー:
希望よ、ひらけ。
ジャンル:
アニメ(日本)

コメント一覧

石田憲司 | 簡易評価: いまいち | 見た日: 2009年11月08日 | 見た回数: 1回

希望は閉ざされた。
いや、別に期待はそれほどしてるわけじゃないので、ちょっとした言葉遊びです。はい。

意外にも「まあまあ」の評価をしてた「APPLESEED」よりは確かに技術力は上がっていて、人間の動きも若干はましになってますが、やはり実写至上主義者からすると、なんだかなぁ。なんですね。下手に人間に寄せようとする必要あるのかなぁ。その辺り、アメリカの3Dアニメとかはある方向にデフォルメしたものが多く、「これは作り物なのだ」と理解した上で話に入れる分、取っ付きやすいんですがこれも慣れの問題なのかもしれません。
ただ、しみじみとなぜ日本の3Dアニメはファイナルファンタジーなどのゲームの映像の域を出ないのかと思わざるをえないんですね。いや確かにゲームのような、せいぜい5分程度のアニメーションと、今作を筆頭とする100分近い映画を一緒にするな。どんだけ苦労しているかわかってないのかね。素人はこれだから困る。と、言われてしまうかもしれませんが、どうもゲーム世代からするとどうしても、ちょっと一息のプレゼント映像だ。という感覚があって、それを100分近く見る実力が備わってないんですよ。もっと長くしたらいいのに。というのもゲームであればわかるんですがね。(※僕の最新ゲーム=1/20xFF10)

話としては国連脱退後10年間、鎖国政策をとっていて何が行われているのか全くわからない日本。一方でその技術力は世界の最先端を行っていて、各国の装備する武器などは全て日本製だったりします。が、世界の平和を乱す恐れがあるので、アメリカの組織が侵入したところ○○が支配した○○でホニャララだった。という話です。まぁ、よくも悪くもジャパニーズアニメーションで嫌いじゃないんですがね。

さて、否定的な部分を一通り書いたので、肯定的な部分。
ハイテク鎖国だそうですよ。ドキドキしますね。
映像もレベルアップした分、人以外は確かに立派なものができてますし見応えがありました。

お、谷原章介がいる。誰役だったんだろう??

ということで、残念。というほどでもないのかなぁ。見るべきとこはあったので。ということで、「イマイチ」にしときます。

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