日本が代表するアニメーション作品に「AKIRA」というのがあって、その作品だけで知名度が高い大友克洋・・・と言うと怒られちゃうかな。ファンの方すいません。個人的な印象ですが、他に作品を挙げられないもので。今作の取り上げられ方も“あの「AKIRA」の大友克洋が放つ超大作”ってな感じで売り出してたように思います。
なんだかんだでミーハーなのでそんな売り文句にはついフラーッと誘われて映画館に行きたかったのを覚えてますが、なんやかんやで機会を逃していた作品ですね。

いやいや、面白かったですよ。一つ前に見た「ベクシル 2077日本鎖国」がちょっとガックシだった反動もあるんですが、わくわくドキドキの冒険活劇で楽しかったです。
なるほど、確かに「天空の城ラピュタ」だなぁ。と言う印象もうけましたし、それと比べてしまうのは酷ってもんですぜ、旦那。

惜しかったのは、ちょっと長く感じられたかなぁ。贅沢な悩みですが、これがもうちょっとだけコンパクトでギュぎゅっと詰まってるとなお良かったかも。

話自体は男の子はちょっとワクワクしちゃう（女の子も？）んじゃないかなと思いますが、どうでしょ？ごつごつした機械がウンガウンガ動き出したり、あげくは○○自体がラピュタ化しちゃったりと派手ですしね。まぁ確かに大どんでん返し・・・と言うところまではいかないですがそれでも最後までテンション高く見れてよかったと思います。

まあ、なんというかあれですね。いい作品もあれば、ひどい作品もあるわけですが、総じて3DCGアニメはアメリカに任せて、日本はこういう平面アニメで勝負。ダメっすか？